sekibang 3.0

Nouvelle茶人、あるいは勉強家によるブログ

トーマス・ピンク 『哲学がわかる 自由意志』

哲学がわかる 自由意志 (A VERY SHORT INTRODUCTION) 作者: トーマス・ピンク,戸田剛文,豊川祥隆,西内亮平 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2017/12/15 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る オックスフォード大学出版の…

中上健次 『中上健次エッセイ撰集』

中上健次エッセイ撰集 青春・ボーダー篇 作者: 中上健次 出版社/メーカー: 恒文社21 発売日: 2001/08 メディア: 単行本 クリック: 2回 この商品を含むブログ (6件) を見る 中上健次エッセイ撰集 文学・芸能篇 作者: 中上健次 出版社/メーカー: 恒文社21 発売…

檀一雄 『美味放浪記』

美味放浪記 (中公文庫BIBLIO) 作者: 檀一雄 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2004/04/25 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 11回 この商品を含むブログ (21件) を見る 去年の暮れに読んだ『檀流クッキング』が面白かったので。檀一雄が日本中、世界…

東京大学建築学専攻 Advanced Design Studies(編) 『T_ADS TEXTS 01: これからの建築理論』

これからの建築理論 (T_ADS TEXTS 01) 作者: 東京大学建築学専攻 Advanced Design Studies 出版社/メーカー: 東京大学出版会 発売日: 2014/12/29 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 2013年に東京大学でおこなわれた建築関連のシンポジウムをもと…

この存在に支えられていると感じることと福島のこと

2ヶ月以上、息子についてブログに書いていなかった。息子は7ヶ月を超えて、おすわりが上手になったし、飛行機にも乗った(家族3人で沖縄に行ってみたのである)、四つん這いになって後進しかできなかったのが、いまはずり這いでもハイハイでもない、類人猿的…

千葉雅也 『動きすぎてはいけない: ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』

動きすぎてはいけない: ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学 (河出文庫) 作者: 千葉雅也 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2017/09/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 千葉雅也の『勉強の哲学』は昨年読んだ本のなかでもトップクラス…

2018年2月に聴いた新譜

BLOOD [LP] [12 inch Analog] アーティスト: RHYE 出版社/メーカー: LOMA VISTA 発売日: 2018/02/02 メディア: LP Record この商品を含むブログを見る 今月はなんと言ってもRhyeだったな……。もう、ずーっと聴いてた。心地よく、ずっと、繰り返し繰り返し聴け…

ロベルト・ボラーニョ 『チリ夜想曲』

チリ夜想曲 (ボラーニョ・コレクション) 作者: ロベルト・ボラーニョ,野谷文昭 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2017/09/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る これまで読んだボラーニョ作品のなかでは、一番「普通」の小説かも。死の淵…

フランシス・スコット・フィッツジェラルド 『グレート・ギャツビー』

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー) 作者: スコットフィッツジェラルド,Francis Scott Fitzgerald,村上春樹 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2006/11/01 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 23人 クリック: 170回 この商品を含む…

関根浩子 『サクロ・モンテの起源: 西欧におけるエルサレム模造の展開』

サクロ・モンテの起源: 西欧におけるエルサレム模造の展開 作者: 関根浩子 出版社/メーカー: 勉誠出版 発売日: 2017/10/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 「サクロ・モンテ(直訳するならば『聖なる山』)」とは聞きなれない言葉だが、それも…

山本周五郎 『樅ノ木は残った』

樅ノ木は残った (上) (新潮文庫) 作者: 山本周五郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2003/02/01 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 181回 この商品を含むブログ (47件) を見る 樅ノ木は残った (中) (新潮文庫) 作者: 山本周五郎 出版社/メーカー: 新潮社 …

2018年1月に聴いた新譜

2017年に引き続き今年も聴いた新譜を記録していきます。今月は新譜よりも敬愛する我が音楽的メンターの方々の2017年総括から知らないものをチェックすることが多かった。 kokorosha.hatenablog.com d.hatena.ne.jp スケッチズフロムアンアイランド(SKETCHES …

村上春樹を英語で読み直す 『ノルウェイの森(Norwegian Wood)』

Norwegian Wood (Vintage International) 作者: Haruki Murakami 出版社/メーカー: Vintage 発売日: 2011/01/25 メディア: マスマーケット この商品を含むブログ (1件) を見る 正月休みのあいだにふと『ノルウェイの森』を読み返したくなって、戯れにまた英…

松浦弥太郎 『センス入門』

センス入門 作者: 松浦弥太郎 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2013/02/01 メディア: 単行本 クリック: 1回 この商品を含むブログ (5件) を見る 松浦弥太郎。クックパッドに入社したり、退社したり、『暮らしの手帖』の編集長だった、というプロフィール…

山本芳久 『トマス・アクィナス: 理性と神秘』

トマス・アクィナス――理性と神秘 (岩波新書) 作者: 山本芳久 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2017/12/21 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る 大変勉強になりまくる本であった。13世紀を代表する西洋知識人であろうトマス・アクィナスに関…

細野晴臣 『アンビエント・ドライヴァー』

アンビエント・ドライヴァー (ちくま文庫) 作者: 細野晴臣 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/02/09 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (5件) を見る 細野晴臣によるエッセイ集。90年代なかば、そして2000年代前半に雑誌で連載していた文章を収録し…

蓮實重彦 『スポーツ批評宣言 あるいは運動の擁護』

スポーツ批評宣言あるいは運動の擁護 作者: 蓮實重彦 出版社/メーカー: 青土社 発売日: 2004/03/25 メディア: 単行本 購入: 3人 クリック: 19回 この商品を含むブログ (21件) を見る 蓮實先生が扱う映画や文学についてまるで疎い(にも関わらず、気になって…

子供が生まれて、生活を変えていくこと

息子が生まれてから初めてのお正月であり、それは息子が生まれてから一番長い休暇でもあった。12月29日に風邪で会社を休んでしまってから、今日(1月4日)まで7日間。この間、自分も妻も風邪をひいていて、今日になって息子にもうつってしまったみたい。時折…

2017年に聴いた新譜のなかから20枚

2017年にはてなブログに移行してから毎月、その月に聴いた新譜について備忘録的に記録することにしていた。 sekibang.hatenadiary.com sekibang.hatenadiary.com sekibang.hatenadiary.com sekibang.hatenadiary.com sekibang.hatenadiary.com sekibang.hate…

2017年12月に聴いた新譜

Red Focus アーティスト: TENDRE 出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC 発売日: 2017/12/06 メディア: CD この商品を含むブログを見る 12月は個人的にあたりの月だったかも。なかでもTendreのファーストEPはよく聴いた。Yogee New Wavesなどのレコーディング…

2017年に読んだ本を振り返る

レフ・トルストイ 『アンナ・カレーニナ』 寺尾隆吉 『ラテンアメリカ文学入門: ボルヘス、ガルシア・マルケスから新世代の旗手まで』 佐々木拓郎 『データを集める技術 最速で作るスクレイピング&クローラー』 井上智洋 『ヘリコプターマネー』 アープレー…

『伊丹十三の本』

伊丹十三の本 作者: 「考える人」編集部 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2005/04/21 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 15回 この商品を含むブログ (37件) を見る 『ぼくの伯父さん』にあわせて購入していた『伊丹十三の本』も読み終える。この本に収…

伊丹十三 『ぼくの伯父さん』

ぼくの伯父さん 単行本未収録エッセイ集 作者: 伊丹十三,松家仁之,矢吹申彦,和田誠,寺澤太郎 出版社/メーカー: つるとはな 発売日: 2017/12/20 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る ここ数年、伊丹十三の著作に心酔しきって…

國分功一郎 『暇と退屈の倫理学 増補新版』

暇と退屈の倫理学 増補新版 (homo Viator) 作者: 國分功一郎 出版社/メーカー: 太田出版 発売日: 2015/03/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (36件) を見る 2017年は「日本のいまの現代思想、結構面白いじゃないの」という個人的な発見があった年だ…

トマス・ピンチョン 『重力の虹』

トマス・ピンチョン全小説 重力の虹[上] (Thomas Pynchon Complete Collection)作者: トマスピンチョン,Thomas Pynchon,佐藤良明出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/09/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (14件) を見る トマス・ピンチョン全小説 重…

2017年冬までに飲んだ焼酎

大分出張で麦焼酎に目覚めて以降、一貫して麦焼酎を飲んでいた。普段の晩酌での酒量が「ビールを500ml飲み、それから麦焼酎を「そろそろ寝なきゃな」と思う時間までチビチビと飲む」という感じ。早いときは2週間で一升瓶が空いていた。写真にとっていないが…

本と豊かさについて

生後5ヶ月を超えた。いままでまったく反応がなかった一人遊び用のおもちゃに手を伸ばすようになったり、お腹が空くと口からとめどなくヨダレを流すようになったりしている。妻によれば、もうすぐ離乳食をはじめる、ということだ。ヨダレはその準備が整ったサ…

オマル・ハイヤーム 『ルバイヤート』

ルバイヤート (岩波文庫 赤 783-1) 作者: オマル・ハイヤーム,小川亮作 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1979/09/17 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 38回 この商品を含むブログ (47件) を見る ここ数年、寝る直前、ギリギリまで本を読む生活が続いて…

高橋ユキ 『暴走老人・犯罪劇場』

暴走老人・犯罪劇場 (新書y) 作者: 高橋ユキ 出版社/メーカー: 洋泉社 発売日: 2017/12/04 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 傍聴ライター、高橋ユキさんの新刊。凶悪犯罪で裁かれる「アウト老(アウトロー。要するに高齢の犯罪者だ)」たちを追う…

出村和彦 『アウグスティヌス: 「心」の哲学者』

アウグスティヌス――「心」の哲学者 (岩波新書) 作者: 出村和彦 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2017/10/21 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る 引き続き「アウグスティヌス強化月間」的な流れで岩波から最近でたばかりの新書を。いま一番…