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文化的消費活動の日記

伊丹十三 『ヨーロッパ退屈日記』

ヨーロッパ退屈日記 (新潮文庫)

ヨーロッパ退屈日記 (新潮文庫)

 

というわけで、ひさしぶりにしっかりと再読。およそ3年前にこの本を読んでいたらしい。

今回はこのへんの言葉が刺さった。

要するに、お洒落、なんて力んでみても、所詮、人の作ったものを組み合わせて身につけてるにすぎない。ならば、いっそまやかしの組み合わせはよしたがいい、正調を心懸けようではありませんか。"

誰が悪いのでもない、日本語でパリを語るということ自体がだめなのです。いやらしくなってしまう。

良い本です。永遠に追いつけない本だと思う。