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文化的消費活動の日記

ミシェル・フーコー 『臨床医学の誕生』

臨床医学の誕生

臨床医学の誕生

 

18世紀末に医学は現代医学とつながる感じで発展したけれども、それはその時点でなんか目覚めみたいなものがあって、それ以前のまやかしめいた医学なんかクソ、って感じでいきなり変化したわけじゃなくて、言葉と物のあいだに新しい関係ができたからだよ、その分類思考って近代的な権力の編成とアナロジーが描けるよ……的な本なのだと思うのだが、難しくてちっとも頭に入ってこなかった……。フランスのポスト構造主義へのあこがれを抱きながら、俺はこれから老いていくのかもしれない……(まぁ、それでも全然良いですね、なんも問題なかった)。