sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

育児と経済学

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生後100日以上が経った。妊娠中からスマホに入れていたベネッセのアプリが気がついたら誕生からの日数カウントをしてくれなくなっていて、なにかを卒業した気分になった。そして、アプリを消した。体重は8kgを超した。大きいところが、かわいい。

休みの日、息子をお風呂にいれるのは、なるべく自分がやろう、と思っていて、ほぼその目標(?)を遂行できているのだけれど、お風呂あがりに乳液を塗ったり、着替えをさせたり、というプロセスは妻にまかせきりだった。なにせ、わたしは手際が悪いし、もたもたしているあいだに排尿・排便などのイベントが起きたら大変であるから。

お風呂にいれるのは自分。その後工程は、妻にやっていただく。それぞれができることを特化することによって、生産性が高まり、互いに最大の益を享受することができる。リカードが提唱した比較優位が家庭内で成立する。そういう分業スタイルが良いんじゃないか、って最初は思っていた。

でも、いまは「そうじゃないな」と考えを改めはじめている。分業、それはそれで良いのかもしれないけれどこのままじゃ俺、ひとりの親として独立できないぞ、だから、苦手でも、お風呂上がりの一連の流れをやれるようにしておかないと、というモードに切り替わりはじめているのであった。

それでこないだはじめて、お風呂入れて、お風呂上がりに乳液塗って、おむつ履かせて、服着せて、というところまでやった。そのあとの耳掃除は妻にやってもらった。まだ一回しかやっていないので、これからも続けるぞ、という宣言的な意味を含めて、ここに記しておく。