sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2024年6月21日、あるいは月を見て帰る

ティム・クック時間に起きる。朝ジムへ。胸、腕、腹筋。帰宅後、AI英会話。「図書館で本を探してもらう」という課題が出たので、村上春樹の最初の小説の英語版を借りたい、と話してみる。しかし、英語のタイトルがわからない、というシチュエーション。 I'm searching for his first novel. と話してるのだが、A Wild Sheep Chaseというタイトルが返ってくる。それは彼の3番目の小説、など問答を繰り返して最後に Hear the Wind Singにたどり着いた。

ジェームス・チャンスの訃報のことを思い出し、昼に大きな音で聴く。『No New York』は手元になかった。初めて『No New York』を聴いたのは21歳とか、そんなときだ。貸してくれたのは同じゼミのMさんに違いない。衝撃、として受け止めた。ジジイの発言にほかならないが、いまの若者がこのような衝撃を味わう機会がない、あるいはこのようなものは衝撃でもなんでもない、というのであれば、不幸にも思える。

夕方また打ち合わせ。良い感じ。終わって良い気分でお迎え。スーパーで買い物して帰る。ゼスプリのアゲリシャスのぬいぐるみがあたるキャンペーンにつられてキウイを5個買う。

夕飯はスシロー。ごはんを食べているあいだにも案件が取れてた。

f:id:Geheimagent:20240621193853j:image

満月。月を見て帰る。

2024年6月20日、あるいはおせっかい

4時半ぐらいまで寝る。やや寝坊。AI英会話をやって出勤。いつものように電車で爆睡。

1on1などを実施。いまの会社のメンバーは、ホントに気持ちが良いやつばかり(仕事ができるできないは置いておいて)で、話していると「なんとかしてやりたい!」というパターナリスティックな気持ちが沸き上がってくる。おせっかいにならない程度にやっていきたい。

夕方、オフィスに移動して仕事。現場よりずっとリラックスして仕事できて良い。遅い時間に面談をしてまた新しい案件が取れそう。評価されると嬉しい。そういうところだけをお相手にしたい。インターンのコからは今度大学生相手に講演をやってほしい、とお願いされる。

メリノウールTシャツ2024www.mitsuboshi1887.com

帰宅したら注文していたウールTシャツが届いていた。ふるさと納税でクーポンをもらって購入したもの。首周りのデザインがしっかりしているのが良い感じ。

2024年6月19日、あるいはギリギリのほや

4時過ぎに起きる。朝ジムへ。背中、腹筋。デッド130kgが3回あがるところまで回復。帰宅後、すぐに仕事。タスクが山積み。

昼にコーヒー豆を買いに行く。ついでにランチ。スシロー。ほやがあったので食べてみたが、これまで食べたなかで一番マズいほやだった。期待してなかったけど許容範囲ギリギリ。

夜、夏休みのホテルを予約する。

2024年6月18日、あるいは小豆の風味

4時に起きる。AI英会話をこなして出勤。夕方自社オフィスへ。遅くまでミーティングが入っていたのでコンビニで夕飯も調達。昼とおんなじようなもの。昼はセブンの赤飯おにぎり。夜はファミマの赤飯おにぎり。断然セブンが美味いが、小豆の風味はファミマの方が良い。オフィスで好きな音楽を流しながら資料を作成。

music.apple.com

PPONG

VIDEOTAPEMUSICの本で知った韓国のミュージシャン/プロデューサー。NewJeansにも楽曲提供していたらしい。ポンチャックをエレクトリック・フォルクローレ化したようなサウンドが素晴らしい。

22時過ぎに帰宅。ストレスのせいか、肌荒れがひどい。

SONY WH-1000XM5 インプレッション

3月にSONYのMDR-M1STが(ふるさと納税で)届いたばっかりだったのだが、同じSONYノイズキャンセリングヘッドホン、WH-1000XM5を購入。

sekibang.hatenadiary.com

イヤフォン/ヘッドフォン関連でいえば、4月にはオープンイヤータイプのBTイヤフォンを買ってもいたのだった。なんでこんなにイヤフォン/ヘッドフォンを増やしてるのか。Mac miniを買ったり、iPad Airを買ったり、仕事でPCを借りたり……とデヴァイスが増えたらBTイヤフォンが2台じゃ足りなくなったので……と言い訳してみる。

そう、いまどきのBTイヤフォンなら当然マルチポイント接続に対応しているのだが、ひとつのイヤフォンに3台以上のデヴァイスを登録しており、かつ、イヤフォン利用時に同時のそれらのデヴァイスが近くで起動中の場合、その時使いたいデヴァイスにつながってない……! という事象が度々発生する。都度、設定を切り替えれば良いだけの話なのだが、切り替えのためにスマホアプリで操作が必要だったりして面倒……で、結局、イヤフォン/ヘッドフォンのほうを増やすのが最適解だ……と思うのだった。それぞれMDR-M1STはハイレゾ音源を自宅で聴くように、BTイヤフォン(2個)は家から持ち出すマシン用に、今回のWH-1000XM5は自宅に据え置いているMac miniで使うように……という運用でいこうと思っています(長い言い訳)。

最高峰のノイズキャンセリング性能を謳っているだけあって、そのノイキャン性能は感動的。電気屋でディスプレイされているものを試したときも装着時にスッと周囲のノイズが消える体験が驚きのレベルだったが、自宅で利用しているとエアコンや洗濯機、空気清浄機のノイズが消えてすごく良い。同じ部屋でテレビがついている状態でもテレビから流れる人の声などをカットしてくれるので再生されている音声に集中できる。食器洗いをしながら音楽を聴く……みたいなときも水流音をカットしてくれる。まわりがうるさくても、クラシックの室内楽みたいな音楽をしっかり聴ける、そういう感じ。モダンなR&Bのように低音がブリッと出ている音楽を聴くなら、まわりのノイズはほぼゼロになる。

音質面では、当初、そこまで良いとは感じず、マジか……とかなり拍子抜けだったのだが、デフォルトの設定がかなり淡白な鳴り方なのだろう、イコライザーを使って好みの音質に変更してこそ真価がわかる。低音をブーストするとまとまりがある低音が楽しめるし、音の分離の良さや中高音の音質もとても良い品質だ。全体的に上質。専用アプリを利用することで自分好みのイコライジングをさぐりながらチューニングする機能が備わっているのも便利(ただ、アプリに接続しないとイマイチ……という、製品がスタンドアローンで完結しない仕上がりには賛否両論あろう)。

細かな機能では、2台同時接続時の機器の切り替えはかなりスムーズ。接続されている2つの機材で同時に音楽を再生すると、先に再生されている方が優先されて出力されるが、出力されているほうを停止すると、すぐさまもう一つの機材側に出力が切り替わる。

ヘッドセットを耳に装着したまま会話をすると、外音取り込みに自動で切り替わり、音楽再生も止まるスピーク・トゥ・チャットはいらない(デフォルトオフなのもわかる)。独り言でも音楽が止まるのがめちゃくちゃダルい。右側のタッチセンサーがついてる方を手でおおうと、即時に外部の音を取り込むモードになるのでその機能で充分だと思う。

音量操作や再生/一時停止などもこのタッチセンサーでコントロール可能なのだが(このため物理的なスイッチは電源スイッチとノイキャン機能の切り替えスイッチしかついてない)これも評価がわかれそうな部分。物理スイッチがない分、デザインはスマートに整っているが、タッチセンサーの感度がやや良すぎるのではないか、とも思える。

総合的に判断するとめちゃくちゃ良いプロダクトで、これで5万しないオンライン実売価格ならかなり良い。もうすぐ新しいモデルが出るんじゃないか、みたいな情報も見たのだが、ここから新モデルで性能向上だ、となるとここからさらに価格があがって5万を確実に超えてくるんじゃないか、と思う。

(有料部分では一言、ここがイマイチ! という点を書いてます)

この続きを読むには
購入して全文を読む

2024年6月17日、あるいは新しいヘッドフォン、ネクタイ

ティム・クック時間に起きる。剪定作業による右手の筋肉痛が尋常じゃないことになっている。スケジュールの都合で2日連続朝ジムへ。胸、腕。帰宅後、AI英会話。

仕事をはじめようとしたら、Hがぐずって帰ってきてしまう。なにかあったのかと思って驚いたがなんとか再び学校に行かせる。

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by mstk (@mk_sekibang)

注文していたブツが届いたので設定。ノイキャン性能はかなり感動的。スッ、とエアコンの音などが消える。

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by mstk (@mk_sekibang)

午後に商談があったのでスーツを着てこないだ届いたネクタイをしてみる。おじさんっぽい柄と色が良い。商談は品川にて。ひさびさに行ったがいろいろと興味を持ってもらえて良かった。その後、オフィスに移動して打ち合わせ。

急いで帰って学童へお迎え。今朝送り出すときに「頑張ったらなんか好きなの買ってあげるから」と言ったので帰りにスーパーで買い物。クリームあんみつみたいなのをセレクトしていた。

sekibang.hatenadiary.com

読了。

 

VIDEOTAPEMUSIC 『Revisit』

 

Revisit

Revisit

  • KAKUBARHYTHM
Amazon

ここ数年は音楽について個別に記事を立てて書くことはしていないのだが、VIDEOTAPEMUSICの「カセットブック」という形式で出された新アルバムは、音楽はもちろんのこと、本の部分もかなり素晴らしく紹介しておきたいと思った。もっとももはや入手しにくいアイテムになってしまっているので書籍部分を電子書籍にするなどして広く手にとれるようになって欲しい。収録された楽曲の制作経緯(地域のアート・プロジェクトでの滞在制作によって作られている)と、制作した土地への再訪時の日記によって構成されているのだが、この日記部分が旅情、というか、見知らぬ土地を彷徨うストレンジャー感が満載で「孤独のグルメ」ならぬ、「孤独のVIDEO」って感じで最高。膨大な註釈情報は、250やmotoki tanakaと言った知らなかったミュージシャンへの足がかりも作ってくれる。