sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

日記

昨晩は会社の人たちと飲みに行った。久しぶりに話す後輩に「丸くなった」、「穏やかになった」と言われ、単に加齢からくるものかもしれないが、大人になったような気がして嬉しくなった。いささか飲み過ぎたが。
責任と義務はどう違うか、違いがわからない、と後輩が言うので、それをテーマにやや哲学めいた議論になる。大学で哲学をやっていた(スピノザ倫理学をやっていたらしい)というコが上手く説明してくれた気がするが、はっきり覚えていない。「responsibilityだから、なにかに対して反応しなきゃいけないということでしょう」とか。
責任という言葉は最も嫌いな言葉のひとつだ。そして、たしかによくわからないものとも思った。責任をとって辞める、とかそれで責任を果たしたことになるのか。見えるものでもないし、でも確かに感じるものでもある。住宅ローン払わなきゃいけないのは責任で、義務とは違う。そういう風に自分のなかで区別もできる。
自発的に感じなければ、責任は存在しえないものなのかもしれない。「責任もって、これをやってくれ」と言われても、全然ピンとこない。