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文化的消費活動の日記

ダイソン サイクロン V10 を買ったんだ日記

 

7月から人生でもっとも忙しい時期が続いており、散財しないとあたまがおかしくなりそうだったため(なにせ、8月の労働時間は350時間である)、前々から欲しいと思っていたダイソンのコードレス式掃除機を購入していたのだった。先月。

購入したのは最新モデルの「V10」の1番安いやつで、普通のモーターヘッドとコンパクトモーターヘッド、2種類のブラシに、それから細長いノズルが付いてきた。高いやつになればなるほど、いろんなアタッチメントが付いてくるが、絶対使いこなせない(ついてくるだけ邪魔)ので我が家には1番安いので充分だった。

電気屋さんの店員曰く、この「V10」モデルから定期的に掃除が必要なフィルターが2箇所から1箇所に変わっているとかで、それが購入のポイントになった。稼働時間は最大60分とあるが、パワーMAXだと15分ぐらい。それでも2LDKの我が家を掃除するには充分。モーターヘッドが大小でふたつ付いてくるのはなにげにポイント高く、大は床掃除用、小はベッドやソファの用、みたいに使い分けることができる。そう、わたしの週末の掃除はコンパクトモーターヘッドでベッドの掃除をするところからはじまる。謎のホコリを吸ってくれるその瞬間は、ヒッ、と思いながら、購入満足を感じる悪魔の時間である。

難点をあげるなら、その重さ。バッテリーのせいだと思うのだが、かなり重さを感じる。強力だから動作音がうるさいんじゃないか、と思ったけど、音よりも重さ。熱心に掃除をしていたら親指の付け根の皮がむけてしまった。これは女性にはかなりしんどいんじゃないか、って思う。長いノズルをつけて床掃除してるときのバランスもあまり良くない。旧モデルのV6を見ると大きさが段違いなので、重さも致し方なしなのだが「軽いのが欲しい」のであれば、V6を選択するのは全然アリだと思う。

あとはダストカップからゴミを出すときにすごく細かなホコリが飛び散ること。これは鬱陶しい。このへんの作りは日本のメーカーならまずありえないんじゃないか、って思う。あとあんまり説明書も親切じゃないよな、と。ちょうど今日「なにをやっても『なんか詰まってるよランプ』が消えない」という状態になっていたのだが、水洗いできるフィルタが生乾きだったのが原因というのに気づくのにだいぶ時間がかかった。重さ、ホコリの飛び散り、説明書の不親切さ、この3点のうち、ホコリの飛び散りは将来的に解決されて欲しい点。

とはいえ、もはや「ブランド家電の掃除機部門における大定番」となっているので、もはやわたしがレビューするまでもなく良い製品だと思う。購入してからというもの休日は朝ごはんを食べたらダイソンで家中掃除する、というのがルーティーンなっている。パワーのあるコードレス式掃除機、この自由度。最高。掃除が楽しくなる。パン屑とか、息子が食べこぼしたお菓子のカスとか、さっと掃除機にかけられる。最々高。