sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2021年1月1日、あるいは元旦

起床

7時半ごろ。年男だ。朝食にお節を出していただき、その後筋トレ。背中、上腕三頭筋。テレビでは『孤独のグルメ』の録画が再生されていた。割に近所の(行ったことがない、存在もしらない)店がでていた。そして津田寛治も出ていた。

引き続き岸辺露伴の実写化の録画。高橋一生よりも森山未來のほうが荒木飛呂彦的だ。が、静的な高橋一生との対比は面白い。過剰な動きが常に差し込まれている。

Hが森山未來を怖がるので中断。レコードを聴きはじめる。

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細野晴臣の『omni Sight Seeing』が2021年のヴァイナル初め。

 
 
 
 
 
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お屠蘇がわりにカヴァを開ける。

腰が痛みが感じられてくる。

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昼食は実家からきた餅で雑煮。

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Hによる天才的な選盤。めちゃくちゃ久しぶりに聴いたが大名盤。フェリー氏ソロの大名曲「You Can Dance」のイントロは「True to Life」の引用だということに今更気づく。

隙をみて読書。キッチンにHが入れないように設置していたゲートが最近意味をなさなくなってきた(乗り越えようとして余計に危ない)ため外す。

料理と利他 (MSLive!Books)

料理と利他 (MSLive!Books)

 

おやつ後、年賀状を出しに外に出る。よく晴れている。天気の悪い元旦って記憶にほとんどない。太平洋側に暮らしているとそういうことになるのかと思う。

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木の上でコツコツと音がするので見上げると鳥が木の枝を突いていた。

帰宅して引き続き音楽。バンシーズのカヴァー・アルバムとか『Hosono House』とかを再生する。

夕方、ブックオフに誘われたので散歩。ブックオフで向こう3年分ぐらいのユーロビートを聴いた気がする。

移民たち:四つの長い物語(新装版)

移民たち:四つの長い物語(新装版)

 
陶磁 (日本史小百科)

陶磁 (日本史小百科)

 

色々良いのが抜けた。

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帰宅してすごろくをする。ぶっちぎりで負けた。

11ぴきのねこ すごろく ([すごろく])

11ぴきのねこ すごろく ([すごろく])

 

夕食。カヴァを飲み終える。

風呂。タオルギャザーと交互浴。風呂上がりにストレッチをキメる。

寝かしつけ。今日は昼寝がなかったせいか速攻で寝ていた。起き出してヱビスを開ける。仲が良いエンジニアがよく言及していた『オデッセイ』を観はじめる。

リドリー・スコット 『オデッセイ』

オデッセイ(字幕版)

オデッセイ(字幕版)

  • 発売日: 2016/04/22
  • メディア: Prime Video
 

 めちゃくちゃ良かった。絶妙なタイミングで流れるデヴィッド・ボウイには胸が熱くなるし、工夫とアイデアによっていくつもの困難を乗り越えていくところ、しかしそれがコミカルなテンポで伝えられていくところがなにより良く、件のエンジニア氏が「スタートアップ企業で必要なエッセンスが詰まっている」みたいなことを語っていたのも理解できる。宇宙船の内外の描写はほとんど『2001年宇宙の旅』と変わってなくて、改めて1968年の『2001年宇宙の旅』のスゴさみたいなのを感じたり。