起床
7時ごろ。起きて餅を焼いて食べる。今年はコロナ蟄居で餅をずーっと食べそうな気がしたからたくさん送ってもらったのだった。
仕事。引き続き作業環境を見直していて、Web会議は音声はiPhone + ヘッドセットで、画面はPCないし、iPadで見る、というのが最適解な気がしてヘッドセットの接続先変更をする。
今使っているゼンハイザーのこのヘッドセットはやはり良いのだが、2台のデバイスに同時接続できるのだけれど、1つのデバイスで会議に出ている際にもう一つのデバイスで音声がなると会議中の音声が途切れてしまうので結局1on1で接続しておくのが最適、ということに気づいた。
アメリカ発で日本でも流行っている陰謀論についてインターネットで読み、どこからこんな言葉が生まれてくるのだろう、と強い興味を持った。精神病理学の知見を借りてくるならば、端的に統合失調症の関係妄想にすぎないのだが、まったく了解不能である。そうした言葉がインターネットによって伝播することで二次妄想を引き起こしている……と考えるならば、これは情報リテラシーの問題でなく、医学的な問題として捉えていく必要があるだろう。必要なのは情報を分別する力ではなく、適切な治療である。
時間がなくて昼も餅。餅にプロテイン、みたいな貧しい食事だが、会議に出ながら食事する、みたいなのよりはマシ。
仕事しながら急に「ユニクロの布マスクを洗って使うよりも、不織布マスクを使い捨てたほうが善なのでは」という霊感が降りてきてAmazonで国産マスクを注文した。
夕方あまりに体のこわばりを感じたので、重量を持たずにスクワットをする。50回。伸びるときにつま先立ちになるまで伸びてみる。さらに腕を動かし、肩甲骨をあげるような動作も加える。ちょうどスキージャンプの選手が高く飛び上がるような姿勢。さらに50回。
A社のIさんが編集したという山本昭彦の本が新しく出ていたので注文。この人のワインについての語り口は絶妙にキザで最高。
夕食とともにヱビス。そしてマテ茶。ストレッチ。『ウルトラマンZ』を観る。ブルトンが出てきて、時空が歪み、その歪んだ時空のなかでは人が強く願った時と場所にワープできるようになる、という。劇中、無意識というキーワードもでて、なるほど、シュールレアリスム(ブルトン)と精神分析か、と思った。
コパチンスカヤ カメラータ・ベルン / Plaisirs Illuminés
現役演奏家のなかでももっとも尖ったセンスの持ち主のひとり、コパチンスカヤの新譜。ハンガリーの作曲家たちにヒナステラ、そして1985年生まれのスペインの作曲家、コーイの作品を取り上げている。改めて彼女の音楽を聴いていこうという気になる。クルレンツィスとも共演歴があったと思うが、彼と並んで注目すべき鬼才であり、鋭さで言えばコパチンスカヤのような数段上のようだ。演奏効果が劇的な現代音楽(要するになんか聴き映えする音楽)中心とはいえ、マーケットに対して挑戦的である。
風呂。タオルギャザーと交互浴。
寝かしつけからギリギリ復帰。
10分聖書
『コリントの信徒への手紙 二』読了。
私たちは肉において歩んでいますが、肉に従って戦っているわけではありません。(第10章)
カエターノの自伝を開く。
Twitterで知った動画。こんなに長くこのピアニストが喋っている映像は初めて見た気がする。すごい映像。