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文化的消費活動の日記

2021年2月11日、あるいはSACD

 日付が変わるまで英会話ルームにいた。世界中に英語でしゃべりたい人がいることがわかる。風呂。もうタオルギャザーは良いか、と思ってやめてみる。

起床

7時。朝食後に腹筋だけやる。

コーヒーを淹れる時、いつもはマシンのグラインダーでやるのを手挽きでHにやってもらう。いつの間にかだいぶひとりで回せるようになっていた。

レコードを聴きながら、ひさびさにHがドリルをやっているのを見る。

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実家から送ってもらった荷物がこないので家でひとり待つ。グールドのSACDが届いたので聴き比べ。

バッハ:ゴールドベルク変奏曲

バッハ:ゴールドベルク変奏曲

 

 持っている普通のCDも同じDSDリマスターされている音源だが、ハッキリと違いがわかる。SACDダイナミクスレンジも広がっているし、CDの音と比べると薄い被膜をはぎとったように響く。とくに顕著なのは高音域で、ピアノの音の粒がより明確に際立っている。18年ほど前に新宿のタワーレコードで視聴したときの驚きが蘇る……というほどではないのだが、歴然とした違いにSACDプレーヤー導入の成功を確信した。
ちなみにグールドの《ゴルトベルク変奏曲》については、没後30周年の2012年に日本独自企画として新たなDSDリマスターを施したSACDが発売される予定だったようなのだが、どういうわけか発売延期になっていた。残念。

注文していたスピーカーケーブルも届いたのでケーブル交換。これで整った。ラック以外。

ゼーバルトのページを開く。

午後、テレビ回線の工事の立ち合い。その後、公園へ。スケボーができない公園を指定されたのでリフティング。リフティングもなにかをつかみ始めている。キックバイクでHは何度もすっ転んでいたが、その度に「痛くない!」と言っていて面白かった。途中でHの気が変わったらしくスケボーができる公園へ移動。プッシュを中心とした練習。自由に乗って、たまにオーリーをやってみる。そういうまずは乗る楽しみを覚えていく感じの方が良いのかもしれない。

帰宅して安いスパークリング。レコードを聴く。

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Hの選曲が良すぎる。

ひさびさにLINEのビデオ通話で父親と話したら、え!? と驚くほど顔に肉がついていて驚いた。コロナ太り、というやつなのか、65歳を超えてもそんなに太れるものなのか。太るには太るなりのエネルギーの使い方もあると思うのだが。

夕食とともにスパークリングを飲み、食後にヱビス。スパークリングからヱビス、という流れがやはり良い。酸から苦へ。もっと飲みたかったがマテ茶へ。

ストレッチ。

風呂。交互浴。風呂から上がるとHはもう寝ていた。

ゼーバルトへ。途中猛烈な眠気に襲われたのでClubhouseの英語ルームを聞いたりしていた。

 トレヴァー・ピノック ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブル / マーラー: 交響曲第4番

Mahler: Symphonie No. 4

Mahler: Symphonie No. 4

  • 発売日: 2013/01/01
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 先日聴いたブルックナー交響曲第2番と同じシリーズで、マーラー交響曲第4番の室内楽に編曲した録音。マーラー交響曲のなかでは比較的普通に近い規模の楽曲だと思うのだが、そのせいかあまり違和感がない。