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文化的消費活動の日記

2021年2月12日、あるいは動と静

 起床

昨日は日付が変わる前に寝たのだが、起きたのはいつものように6時ごろ。二度寝した。また変な夢を見ていた。オーケストラの合宿に行くのだが、自分の出番はないことが決まっている。それゆえに合奏練習にも参加できず、ひたすら合宿会場を彷徨う、という内容。なぜかスケベ展開になる。

筋トレ。胸、上腕二頭筋

起きた瞬間から「サンフランシスコ」(作曲: 加藤和彦)がずっと頭のなかで流れていた。

昼食後、スケボー。昨日と同じようにプッシュやチックタックなどの基礎練習、というか、スペースを大きく使って自由に乗る。それだけでも結構楽しい。少しオーリーの練習もするが、そういう自由に乗る動きのなかで試してみるぐらい。チックタックもYouTubeの人みたいに身体を柔らかく使って大きく進むことができはじめてきた。ちょっとずつ乗れるようになってきている。

実家から送られてきた荷物に入っていたお菓子をちょいちょい食べてしまう。これが癖になると大変だ。

夕方、少しClubhouseで英語。

仕事を終えて飲み残しのスパークリングを飲みはじめる。夕食ともにヱビス

ストレッチ。

風呂。今日は交互浴もせず。

寝かしつけ後、映画。

小林正樹切腹

切腹

切腹

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 音楽は武満徹和楽器(琵琶)を積極的に使っているのだが、武満らしくロックンロールっぽい。1962年。冒頭から異様に張り詰めた雰囲気。無音のなかで奥行きが圧縮されて映されているせいか異様な緊張感がある。その映像に同期するように鳴る武満徹の音楽。丹波哲郎三國連太郎のセリフ回しには重みがあるが、仲代達矢はよくわからない。というか、仲代達矢の演技の独特さを考えてしまう……のだが、三國連太郎とのやり取りのなかで熱を帯びてくる感じはとても良い。そうか、仲代達矢の力が入っていない冒頭からの演技はそういうことなのか、という了解が生まれてくる。静と動がものすごい密度で収録された映画。長々とした語りが後半の30分でグッと加速するのがすごい。