sekibang 3.0

Nouvelle茶人、あるいは勉強家によるブログ

2021年2月17日、あるいは花束

起床

6時過ぎ。やはり家に蒸留酒を置いておくと飲みすぎてしまう。昨日の夜の強烈な眠気もそこに敗因があろう。繰り返しの気づき、学習のしなさに関する反省。筋トレ。背中、腹筋。昨日転んで打った肘がめちゃくちゃ痛い。

5分トランポリン。

風が強くベランダの植木鉢が倒れる。一個、空の植木鉢が倒れて割れてしまっていた。

昼食後、Aの誕生日なので花束を買いに行く。Clubhouseで薔薇の花束には本数によって意味がある、と教えてもらっていた。

仕事を終えてヱビス。帰宅したHがレコードを聴きたがったのでZガンダムの主題歌の7インチを聴く。A面を終えたところで「反対も聴かなきゃ」と言っていて、え、仕組みを知ってんのかよ、と驚愕。その後、エルガイムダブルゼータなど。

夕食にこないだ買った白ワインを開ける。

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夕食の前に花束はHからプレゼントした。

ストレッチ。風呂。

フルトヴェングラーベルリン・フィル録音集(1942-1944 vol. 2)

Wilhelm Furtwängler - Recordings 1942-1944

Wilhelm Furtwängler - Recordings 1942-1944

  • 発売日: 2007/05/09
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 寝かしつけ後になんとなくフルトヴェングラーの古い録音を聴き始めてみる。最初にはいっているのがギーゼキングのピアノによるシューマンのピアノ協奏曲で、これは完全にフルトヴェングラーの音楽性にギーゼキングが乗った大熱演。現代の録音と比べればいかにも貧しい音質だし、ミスタッチもそこそこ耳に入るのだが、音楽の大きな流れを妨げるものではない。
続くシューマンのチェロ協奏曲。この曲はほとんど聴いた記憶がなく、ひょっとするとはじめて聴くかもしれないが、とても1850年に書かれたと思えない。世紀末を感じさせる濁った重さを感じる。独奏のティボール・デ・マヒュラはハンガリー出身のチェリストで、1936年から1947年までベルリン・フィルの首席奏者を務めていたらしい。その後、1947年から30年間、アムステルダム・コンセルトヘボウの首席奏者だったとのこと。全然知らない人だったが、上手すぎて魂消た。戦前のベルリン・フィルが抱えていた類まれなタレントのひとりということなのだろうか。
さらにエドウィン・フィッシャーのピアノによるブラームスピアノ協奏曲第2番。のっけからミスしまくりで、というかずっとミスタッチをしながら突き進んでいる様子にビックリしてしまった。年齢的には50代後半だったはずだが(現代の基準で言えば、円熟期の演奏が楽しめそうな年代である)、どういうことなのか、と思って吉田秀和の『世界のピアニスト』を紐解いてみる。「私が、彼をきいたのは、前述のように、晩年であり、前から練習しないので有名な人だっただけに、技巧的には、もうだめだった。(P. 396)」とある。吉田がその演奏に触れたのが1954年らしいので、ここに収録されているのは「だめになる」直前の記録と言えるのかもしれない。しかしながら、これもまた大熱演であり、生で観ていたら「いやあ、ミスは多かったけれども、とんでもない演奏だったよねえ!」と大満足して帰路につくような内容だ。
ブルックナーの第5番。これも密度を感じる演奏。しかしながら、宇野功芳が言うように「ドラマティックすぎる」のであろう。もっとシンプルにいうと「うるせえな笑」みたいな感じ。

日付が変わる頃、ゼーバルトの『土星の環』を読み終える。

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