sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2021年2月28日、あるいは『I’’s』

勢いで買ってあった『I''s』を全巻読み通す。

4巻の伊織ちゃんと7巻の泉ちゃんの私服のダサさが一番面白い。1997年から2000年の連載期間でほぼ連載期間と同じだけの時間が作中では流れている。ところどころ読んだ記憶が全くないものありつつ、途中で完全に記憶が断絶しているかと思ったら、断片的に読んだ記憶があって自分がどのタイミングで読んでいたのかまったく記憶にない。連載終了から20年越しで初めて全部読んだ。ホントに時代を感じさせる話で、たとえば高校生がPHS(ピッチ)を持つ、というのも注をいれないと意味がわからなくなるレベルであるが、今の10代がアクセスするようなクラシックに本作がなっているかどうかも不明だし、ってかほぼほぼ今読んでるのも当時を知るオッサンだけであろうから、余計な心配に違いない。PHS以上に「高校を卒業してフリーターでも親が何も言わない」というのが、2000年代より前の感覚、って感じで強烈。良い話……なのかな、コレ、と思ってしまったが、ある意味、夢を追うことを全肯定するのはジャンプ漫画らしいのかもしれない。そのままで良いんだよ、的な。最終的に主人公もヒロインも定職がない感じで終わっちゃうが……。物語的には、うんざりするぐらい同じ展開の繰り返しで、延々とトニックにいたらずにドミナントが持続するようで、ひたすらにダルい。そのダルさこそを言祝ぎたい。伊織ちゃんが一貴に惚れている理由とかなにひとつわからないが、そうした現世的な利益とかが一切ない、理由なき好き(虚無)はむしろ、高校生っぽいのかもしれない。

起床

8時ごろ。朝食後に筋トレ。胸、上腕二頭筋

昨日買ったレコードを聴く。

 
 
 
 
 
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2年ぐらいきた覚えがないシャツを着てみる。家にいながら古着屋のような熟成された匂いがでてきていた。

昨日も行ったが電気屋を物色。

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カシオトーンが結構本格的で面白かった。さすがにタッチで音量が変わったりしないのだが、ドラムパッドがついているのが良い。なぜか音色が3点とタブラ2種類という組み合わせだが。

ランチはひさしぶりにダイナースタイルのお店へ。いつも大きい音でUSのロックが流れていて最高なのだった。昼からビールを3杯飲みかなり良い感じになる。

帰宅して気絶。

公園へ。寒いし、混んでいる。

帰宅してレコードを聴く。「バラカン・ビート」を聴きながらヱビス。昼間も飲んだので内臓が疲れている感じ。ヱビス一本で止めた。

Hは夕食のときから眠たがり、「ウルトラマンZ」を観ながら寝落ち。

ストレッチをして風呂。

早めにベッドに入り、ベッドのなかで読書。『大洪水の前に』の第5章を読んで寝る。