sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2021年4月9日、あるいは受診拒否

起床

5時半ごろ。起きたときの痰が引き続きつらい。筋トレ。肩、上腕三頭筋、腹筋。

朝食後、「Zガンダム」。「いい男になってくれれば、もたれかかって酒が飲める。それはいいものさ」。富野はすごい。単にシロッコ登場の伏線だったのかもしれないが「Z」における男女のバランスは時代を先駆けすぎているのではないか。整備スタッフなどのモブ・キャラに女性がいないことから見ても男性が大多数、支配的なのはわかるが、エース級のパイロットとして女性が活躍している。バリキャリが男社会で頑張ってる感じ。

横浜市の水道料金値上げのお知らせが入っていることに気づく。平均12%の値上げだという。設備老朽化がその要因と言っているのだが、そういうのをアップデートするために高い税金を払っているのでは、と思えてならない。生活インフラに必要な公共事業があるのにそこに金が回っていないのはどう考えてもおかしい。カジノとかオリンピックとか言ってる場合ではない。公的なものが公的なものとして働いていない事例が目につきすぎる。

 
 
 
 
 
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5km。少し風が冷たかった。

幼稚園の入園式(一年遅れ)から帰ってきたAとHとスシローで昼食。

打ち合わせを終えて病院へ。いつもの呼吸器科に行ったら、杓子定規に発熱があった人は受診できない、PCR検査結果を持っていかないと受診できない、とはっきり言われ、かなり頭にくる。目の間に咳が止まらずしんどい思いをしている長期間通ってた人を門前払い……。もう2度といかねえ。

別な病院に電話して診察。隔離設備が前よりもずっとパワーアップしており驚く。プレハブ別室でのリモート診察。薬剤師さんが喘息経験者でいろいろアドバイスをくださり、それが寝るときに役立った。捨てる神あれば拾う神あり。

帰宅してまた仕事。

f:id:Geheimagent:20210409190421j:image

夕食とともに赤ワイン。テンプラニーリョ。乳酸っぽい感じもあって面白い。これもオーガニックだった。ヱビスを飲みつつ、赤ワインも飲む。

ストレッチ。

Twitterビル・エヴァンスジャック・デジョネットをドラムにしたトリオを組んでいたと知り、その音源を聴いた。ヤバすぎる。ベースはエディ・ゴメスでこの人の音色が苦手で長らく「ビル・エヴァンスのトリオは、ラファロとモチアンとのトリオだけ聴いていれば良いか」と思ってきたが、認識を改めざるをえない(エディ・ゴメスのベースもすごく良い)。しかし、とにかくデジョネットだ。場違いに近い手数と音量だが最高だ。

風呂。

Hにポケモンの話をしながら寝かせる。

読書をしながら、ビル・エヴァンスの音源をじっくり聴いてみる。

ビル・エヴァンス / モントルー・ジャズ・フェスティバルのビル・エヴァンス 

 エディ・ゴメス、ジャック・ディジョネットと組んだエヴァンス・トリオの正規盤として出されていた唯一の音源だったもの。ここでのディジョネットはそこまで全面的に叩きまくっているわけではないが、ソロでは豹変するかのようだ。エディ・ゴメスのベースはラファロをなぞるように聴こえてしまうし、エヴァンスのピアノもすでに確立されたスタイルのなかで演奏されているように聴こえてしまう。どんどんスタイルを変えていったマイルスのような人が異常者であるのだが……。