sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2021年4月24日、あるいはカイさんの白いスーツ

賭博黙示録 カイジ 8

賭博黙示録 カイジ 8

 

8巻まで読んで寝る。

 起床

7時過ぎ。朝食を食べて「ウィークエンドサンシャイン」をつける。Hの上履きを洗って筋トレ。背中、腹筋。「世界の快適セレクション」を聴きながら掃除。「Speak Low」がヴァイルの曲だと知る。

市場へ。あまり収穫なく、近くの公園で遊んだあとカレーを食べて帰る。

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by mstk (@mk_sekibang)

昼寝後、おやつを選んで自転車で遊びに行く。いつものようにおもちゃを見て、持参したおやつを食べ、本屋をぶらつき、ワインを2本買う。

帰宅して「Zガンダム」。カイさんが出てくる。ジャングルのなかでもなぜか白いスーツでキメているカイに対して、レコアさんが半袖! 無防備すぎる!! モビルスーツ戦では三枝成彰が完全にショスタコをパクったスコアを書いており、そこでめちゃくちゃにシビれた。

夕飯前から赤ワイン。夕食とともに糖質ゼロビール。さらにエスプレッソをキメる。

ストレッチ。風呂。Hと「ポケットモンスター サン&ムーン」を観ながらはいる。もう100話以上観ているのだが、この作品は面白くなかった回がない(さすがにパターン化している部分も発見してしまうのだが)。アニメのことはほとんどよくわからないのだが、子供と一緒に楽しむアニメとしてはまず第一級のものとしてあげられよう。「ポケモン」という素材自体に深みがあるからなのかもしれないが、大人が鑑賞した際に感じる問題点や不快を喚起するポイントをうまく避けている(このことは以前にも日記に記したかもしれない)。主人公は男子だけれども、女子キャラも活発だし、というか、むしろ女子キャラのほうがずっと存在感がある。このあたりのバランス感覚は、海外展開も含めての設計なのだろうか。

風呂後に少し絵本を読んだ。

11ぴきのねことあほうどり

11ぴきのねことあほうどり

 

久しぶりに読んだ。「11ぴきのねこ」シリーズは子供が生まれるまでほとんど知らなかったコンテンツ。今日は最後のオチのところでHが大爆笑していた。絵本をおしまいにしてベッドに向かう際、ほぼ無意識に「おしまいける」と必殺のギャグを繰り出していたら、Hも真似していたので、本式の手のふりを伝授した。アイドルと写真を撮っているときの吉田豪さんみたいなやつ。

寝かしつけから起き出して、ネットを眺める。Kさんの日記にMHL.の名前がでてきて最近の衣服に関する記述を見ながら「MHL.もいけるのでは? でもちょっと違うか?(ソフトすぎる、というか、普通すぎる)」と考えていたのだった。自分もMHL.の服を買っていくモードに入っていきたい、という妄想に駆られてもいたので、暇を見つけてモノを見にいきたい。Twitterに依然、MHL.について書いたら「良いよ」というDMが友達からも届いていた。

いま、インターネットで書かれている3つの日記をほぼ毎日読んでいる。Kさん、Fさん、それからドゥルーズの『シネマ』の本を書いていた福尾匠さん。福尾さんだけ、まったく縁もゆかりもない。昔のインターネットのようにトラックバック(!)を送るような言及をしているわけではないが、知人・友人のインターネット日記と自分の日記が相互に干渉しあうことがあるとちょっと面白い。とくにFさんの日記は1週間の時差が設定されているので、たまに自分の日記に触れられていると「そんなこと書いてたっけ」と自らの日記を発見するような感覚も得る。

黒沢清アカルイミライ

アカルイミライ

アカルイミライ

  • 発売日: 2017/10/13
  • メディア: Prime Video
 

 今日が無料の視聴期限だったので観る。おしぼりで冨永昌敬の『ローリング』を思い出す(車に乗っている人物が画面に表れる際、謎の画面分割になるのだが、おなじオダギリジョー主演の『パビリオン山椒魚』でも同じことをやっていたような気がする。記憶違いの可能性もある)。オダギリジョーが鉄パイプを振り回すシーンにものすごく大袈裟な効果音があてられている瞬間に吹き出してしまった。黒沢清っぽい異様さや非現実性が随所で噴出し、その度に笑ってしまう。りょうの美貌も良いのだが、あ、これ『カリスマ』の風吹ジュンの役割だと気づく。