起床
7時過ぎ。数日前から体に赤い発疹がでている。寝ているときに痒くて起きてしまう。それで昨日は病院に行ってたのだが(奇病か、と思ったが、虫刺されかなにか、と言われた)。夜中に起きた瞬間、あ、という気づきがあった。ひょっとしてこないだから使ってる夏用のタオルケットにダニかなんかがいてベッドに移ってきたのでは……。だとすると右半身中心に発疹がでてるのもなんとなく説明がつく。右半身を下にして寝てるから。
「ウィークエンドサンシャイン」を聴きながら朝食を準備。疑惑のタオルケット、シーツをまとめて洗った。
筋トレ、肩、上腕三頭筋、腹筋。
Hの上履きを洗い、掃除。
買い物。昼食はサイゼ。ラム肉のステーキが春の新メニューとしてでていてトレーニー向けな感じ。
帰宅してHとひさしぶりに『カリオストロ』を観はじめる。クラリスが16歳、ルパンが36歳ぐらいらしい。最後、ルパンの胸に飛び込んでくるクラリスをルパンが抱かない、その身の引き方が「大人」ということなのだろう。煩悶するような手の震え。そこにリアリティを感じる。あっさりとクラリスを引き離すほうが、物語的である。
映画後、公園へ。スケボーをしていてひさびさに大きく転倒。さらにHも壮大にインシデントを発生させていた。すぐに帰って風呂。糖質ゼロビール。
富野由悠季 『∀ガンダム II 月光蝶』
いきなりギム・ギンガナムが絶叫している。「人の叡智が生み出したものなら、人を救ってみせろ」というロランの叫びに富野由悠季のメッセージをみる。公開当時、ほぼアメリカ同時多発テロと同時期。それを押さえるとよりヒリヒリとして響く。
夕食とともに白ワイン。食後にストレッチ。
『哲学の歴史』6巻のメモ
ヴォルテールの章。生涯にそって著作の紹介がおこなわれているだけで、かなり短い章。とくに注目の主張とかをとりあげて論じる形式ではなくて、あっという間に読み終える。
さらにルソーの章。「ジュネーヴで彫金師の徒弟として働いていたが、(17)28年3月14日、散歩の帰りに城門の門限に遅れ、そのまま出奔してしまった」と冒頭から衝撃の記述。ルソーは1712年6月28日生まれだそうなので15歳のときか。完全に発達障害かなにか、って感じ。その後も、喧嘩してすぐ仕事辞めたり、子沢山なのに次々と子供を施設に送ったりとめちゃくちゃすぎる。しかし、そうであるがゆえに、いまこそ、ルソーに注目していく必要があるように思った。こういうむちゃくちゃな人物が近代社会の礎となる理念をいくつも提出しているのが面白すぎる。
早速やる気になってスタロバンスキーのルソー論を注文。そのほかにもルソー研究者のFさんにいろいろルソーの翻訳について教えてもらった。ありがたい。
Jorja Smith / Be Right Back
デビュー・アルバム以来、Blue Noteの企画盤への参加など優れた作品を出してきたが、ここにきてまとまった形でEPをリリース。かなりクラブ色の強いR&Bを基調としつつも、The XXのようなたまらない雰囲気もあってかなり良い。