sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

丸山圭三郎 『ソシュールを読む』

やや高めの難易度だと思うが『ソシュール言語学』のような本で準備をしておくと少し読みやすくなると思う。ソシュールの『一般言語学講義』を読み解くセミナーの内容をもとにした本で、単純にそのテクストに対峙するのではなく、『一般言語学講義』のもとになったソシュールの弟子たちのノートなどから「本当はソシュールはこういうことが言いたかったのであろう」と語彙の訂正などをしていく「校訂版ソシュール」を読んでいくみたいな感じ。

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