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文化的消費活動の日記

2021年12月14日、あるいは続・American Clave

6時に起きる。筋トレ、腹筋、下半身。NHKをつけたら一部のニュースをAIで読み上げていた。ほとんど違和感ない。人間の声に戻ってもAIに聞こえる。

幼稚園へ。

昨日から本格化しはじめたAmerican Clave再評価の波(自分の中だけで起きてる)で持ってるアルバムを聴き直していく。昨晩は『La Camorra』を聴き直していた。『La Camorra』と『Tango: Zero Hour』、そしてこの赤いアルバムがピアソラ × キップ・ハンラハンが残した作品となる。正直ピアソラはこの3枚があれば良いと思うし、もっと絞ればこの赤いアルバムは抜いても良い(サックス・クラリネットが入ってる曲が微妙、これは、タンゴじゃなくてイディッシュなものを狙って書いてたのかな……?)。

Nithgtly News(12月12日分)を見てから仕事。トルネードの続報。ケンタッキー州のロウソク工場に竜巻が起こった晩、110人の従業員がいて瓦礫に閉じ込められた人が多く発生したという話で、工場経営者の責任を追求するような話がでている。レポートしている人が「工場の操業を止めるのは考えなかったのか」と問いかける。メカニズムの解明によって予測可能性が高まった場合に発生する責任。

運動量確保のため、雨具を着てランチへ出かける。パスタが旨い店は満席で入れず、別なパスタの店へ。やや外す。

昨日注文したCDがもう届いていた。これは聴いたことなかった(サブスクでもいまのところなし)。キップ・ハンラハンのプロデュースによるイシュメール・リードのテクストのための音楽、ということらしい。ライナーノーツを読んでいて気づいたが、この作家の本、ウチの積ん読コーナーに収まっていた。キップでテクストのための音楽、っていうと聴く前からややこしい感じがしそう、おまけに対象のテクストは「ポストダンのブラック・ライター」の手によるものだ、だが、聴いてみたらなんとキップ・ハンラハンのプロデュース作品のなかでももっとも陽性でノリノリの作品である。良い。

さらに盛り上がってきてAmerican Claveのカタログを調べて手に入るSACD盤をいろいろと注文(安い)。デカい音で聴いてても音がずっと密度と高解像度を保ったまま、というSACDのフォーマットの特性が本格的に面白くなってきちゃっている。いろいろマズい。早いところ、手軽にハイレゾロスレスをスピーカー再生できるようになっておいたほうが良い気がする。

幼稚園へ。担任の先生とお話。Hはお遊戯会の感想を訊かれて「ママに褒められた〜」と嬉しそうだったらしい。

糖質ゼロビール。泡盛ソーダ

ストレッチ。風呂。