sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

『図解即戦力 仮想化&コンテナがこれ1冊でしっかりわかる教科書』

2007年に就職したときにIT関係の仕事をはじめてもう16年目(で計算あってるよな?)になっていて、その間ずっーっとある特定の業界のアプリケーション関係を扱っており、一定のスペシャリティは獲得しているのだけれども、最近急に「もうちょっと得意領域を増やしたほうが良いんでは?」と思い立った。それで急にインフラ系の、仕事をしていても正直に「全然インフラは知らないです」って領域で、よく聞く気がする「コンテナ」に手を出してみる。

仮想化はなんか雰囲気でわかる気がするけど、コンテナってどういうもんなんですか、ってところが整理されて良い本。実装や運用は一切やらないけど、どういうものか知っておきたい、みたいな人にはこのぐらいの内容がベストだろう。エンタープライズ系の領域でもコンテナの活用事例は増えてきているみたいなので、事業会社のIT部門にいて企業内のシステムを更改しなきゃいけない、その際のインフラをどう組むか、みたいな局面で読んでいくと良いのかも。