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文化的消費活動の日記

細野晴臣 『とまっていた時計がまたうごきはじめた』

ここ最近『分福茶釜』を読み返したりしていて、あらためて細野晴臣の関連著作を読んでみようと思っていたのだった。本書は2012年7月から2014年6月にわたって断続的におこなわれた鈴木惣一朗によるインタヴューを収録している。このあいだに『Heavenly Music』をリリースしたり、大瀧詠一が亡くなったり、とトピックはいろいろあって楽しくもあり、しんみりする部分もあるのだけれど、細野さんが突拍子もなく冗談をいうのが(しかも下ネタみたいだったりする)のがめちゃくちゃ笑えた。