sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2022年9月30日、あるいは慣れ

4時に起きる。筋トレ、腹筋、肩、上腕二頭筋。今日も淡々と英語のルーティン。Nightly News(9月28日分)。レスター・ホルトがフロリダのハリケーンの現場にいっていた。かなりの衝撃映像が続く。そのなかで避難命令に応じずに「ここはわしの家じゃ!」みたいに言うおじいさんが出てきて映画みたいだった。

In These Times [Analog]

In These Times [Analog]

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tdさんのブログで知る。シカゴ系のドラマーの新譜だそうでかつては「シカゴ音響派」みたいに言われてた人やジョエル・ロスとかが参加しているらしい。ヒップ・ホップやR&Bも飲み込んだ今様ジャズの雰囲気が漂うが、人脈が人脈というか、この人がいる文脈的なものがそうさせるのか、高度に編集されて構築された音楽、というように聴こえる。大変にカッコ良い。Nonesuchから出ているのだが、Nonesuchぽさは良い意味でない。

ツィメルマンの新譜も出ていたので聴く。リヴァーブかかりすぎであまり好きになれない録音だが、シマノフスキピアノ曲などツィメルマンに取り上げられない限り脚光を浴びることはなかろう、という感じ。冒頭の《9つの前奏曲》からの抜粋は、シマノフスキの初期作品になるが非常にロマンティックな作風で良い。印象派的な響きもある。晦渋なイメージがある、というか、いまいちどういう作曲家なのかわからない人ではあるのだが、これは素直に良い曲。ほかの曲もスクリャービン風だったり、面白い。

通勤も慣れてきた感じ。

Closure

Closure

  • Fuzz Club Records
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The Vacant Lotsの新譜も出ていた。言うまでもなく最高!

Hと風呂に入りながら幼稚園の遊びの話を聞く。男女で分かれて遊ぶことが多いらしい。「リカちゃん(人形)では遊ばないの?」と聞くと「しゃべらないからつまんないじゃん」と言う。「ウルトラマンのソフビもしゃべらないじゃん」と返したら「あれはカッコ良いから良いの」と言っていた。