sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2022年11月17日、あるいはイカ人間

4時半ごろに起きる。またすごい夢。舞台はどこかの海の家で、そこでなぜかVRゴーグルの実演販売をしている。3万弱でまぁまぁ手頃な値段。しかし、そのゴーグルを買ってしまった人間は、イカ人間(夢のなかでイカ人間という呼称はされなかったが、そう呼ぶしかないクリーチャー)になってしまう。ゴーグルを売っているイカ人間のうちのひとりがかつてグラビアアイドルとして活動していた佐藤寛子。ゴーグルとイカ人間の秘密を知った者(俺と、小中学校の同級生Fくん)は、イカ人間化した佐藤寛子が繰り出す粘液と吸盤による快楽を味わいながら食い殺されそうになる……。起きてから思わず佐藤寛子のここ数年の動向について調べてしまった。それにしてもイメージ的にすごいシーンがあり、なかでも駄菓子屋の店先に置いてあったようなアイス用の冷凍庫(開けるところがスライド式のガラスになってるやつ)のなかから、イカ人間状態の佐藤寛子がびっくり箱のように飛び出してくる光景が強烈。おそらくは諸星大二郎の漫画で描かれたものが借用されている感じなのだが、それにしても……。

英語ルーティン。

ジム経由の仕事。背中。デッドは85→70で10回3セットずつ。

ノマドワーク的な日。会期の終わりが迫っていた日本民藝館の「柳宗悦と朝鮮の工芸」を見るべく、仕事をしながら移動。

 
 
 
 
 
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その後、喫茶店で仕事、でも良かったのだが、結局出社。

Original Loveの新譜もでていた。冒頭から「演奏オリエンテッド」な音楽で、もはやこういうスタイルが日本の音楽シーンにおいて希少な存在感を放ち始めているようにも思うのだった。「優しい手 ~ Gentle Hands」(Tendreとの共作)など感想がまるでEW&Fを彷彿とさせる熱さ。すごいことだ。

ボスの新譜はソウル・カヴァーのアルバム。いきなり芸風を変えてきたのか、と思って驚いた。村上春樹菅義偉ブルース・スプリングスティーンが同い年という事実に笑ってしまった。

夜はHとじゃんけんをして遊んだ。Hがなぜかじゃんけんがめちゃくちゃ弱くてウケる。

ジロリアン陸の試合を観る。3R TKO負けだったが2R終了間際のアッパーとその後のインターヴァルでの王者の表情から「まさか……!? 勝ってしまうのか」と震えるような期待を抱かせる試合。ボディを喰らってダウンしても何度も立ちあがり、接近戦でパンチを返そうとするその姿が素晴らしかった。

Hの寝かしつけにまた「つるの恩返し」。機織りのところまで話せたが、またオチを聞かずに寝てしまった。