sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2023年1月17日、あるいは『12』

4時半に起きる。会社の交通費精算が駅の券売機でできる仕組みになっている。過去に買った切符を入力するとその場で現金が返ってくる。とくに乗車した証明や領収書のようなものは必要なく「これじゃ不正し放題じゃないか……」と思いながら手続きをする夢。

英語ルーティン。

仕事前にジム。胸、腕。

BOOK OF ROMANCE & DUST

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ティーヴ・ジャンセンの最近のバンドを聴きながら。ポストモダン演歌みたいな感じ。

12(CD)

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帰宅して坂本龍一の新譜を聴きながら仕事を開始(CDを注文しているがサブスクで)。聴きながら自分がなにを聴いているのか、という意識を忘れさせる。本作ではこれまでの坂本龍一の作品にあった手癖のような(ほかの作曲家のアイデアの借用も含めた)が抜けている。後半に収録されたピアノ演奏には坂本龍一の記名性を感じるが、これまでよりもずっと曖昧だ。音楽的なすごさは別として、坂本龍一という音楽家の個人史のなかで「こういうところに到達したのか」という重要性があるように思う。この音の少なさに、研ぎ澄まされている、という言葉は似つかわしくない。しずかに、淡い。水を張った桶の、水面に水彩の絵の具を落として、その色彩が淡く広がっていくような音楽。

適当に昼食を済ませて本屋で立ち読み、そしてコーヒー豆を買う。帰宅したらHの部屋でWiFiが入らない問題を解決するために手配した(会社が貸してくれる)ポケットWiFiが届いていたのでセット。Softbankの端末。自宅はSoftbankの電波も良くない。そのせいか全然速度が出てない。

窓辺のコンセントから電源を供給し、据え置きのルーターのような設置をしてようやくこの速度。上りが全然でてない。結構ギリギリな気がする。とりあえず会議をしてみたら問題なさそうではあったが……。

夕方になって中継機も届く。こっちでようやく自宅全域にWiFiが飛ぶようになった……(大して広いわけではないのだが建物が古いせいなのかずっと問題がある状態だった)。さっそく届いた会社のポケットWiFiが無意味になってきたが、それはそれで緊急事態(?)用に稼働させておくことにしよう。

 
 
 
 
 
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中古で買った『Pulse』も届いた。