sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2023年3月24日、あるいは55

4時半に起きる。またややこしい夢。大学オケにいた赤文字系っぽい格好(自分が通っていた大学の、おしゃれ好きな女性の大部分が赤文字系だったわけだが)をした女の先輩(フルート)がでてくる。名前も覚えていない。昨日の夢に引き続きどうやら帰省しているらしい。頭が良さそうな帰国子女っぽい美女と自分は付き合っており、一緒に福島にいる。そこにその美女の元カレであるアメリカ人男性が現れて、美女はそっちのほうにベッタリいってしまう。自分はそれを複雑に思いながらアメリカ人男性にも親切に振る舞う。その態度を名前も覚えていない女の先輩が慰めも含めて褒めてくれる……。

英語ルーティン。今日もかなり苦戦。完成度70%ぐらいで辞めた。

朝ジム、胸、腕。ベンチ60kgに挑戦してみたが2回ぐらいしかあがらない。55kgだと5回はできた。帰ってオレンジジュースを一杯飲む。糖質の補給。「整った」という感覚はわからないが「筋肉が喜んでる」っていう感覚がわかり始めている。

以下、前触れなく、頭のなかに浮かんだこと。

資本による価値の押し付けみたいなものが露骨になってきている気がする。たとえばバルミューダが開発してる諸々の家電製品。本当に美味しいトーストってこういうものですよ。農作物でいえば苺。「あま」くて「大」きいから「あまおう」、素晴らしいですよね、みたいな。価値を決めるのは消費者側にあるはずなのに、資本の側から「あなた方が好きなのってこういうのですよね?」とすり寄ってきてこられる感じ、そして、いつのまにかそのような価値が市場を支配してしまう感じ、このような状況にあらがっていかなくてはならない気がする。小さくて、酸っぱい苺が好きだ! トーストの焼き加減なんかなんだって良いんだ!

そもそも苺なんか、あんな足が速くて、すぐカビが生えるものを遠方から運んできて首都圏で食べる、みたいなことの不自然さはもっと指摘されても良い。ロジスティクスの素晴らしさを称賛する前に。

資本から与えられるものを受け流しつつ、自らのクリエーションによって新たな経済を起こしていくこと。別な法を作ること。それこそ坂口恭平のやっていることのエッセンスなのだろう。なお、ルネサンス期のフィレンツェに君臨したコジモ・デ・メディチは、莫大な金を動かして経済も政治もやりながら、自ら果樹園や農地、庭園の手入れをし、プラトンを読んでいたらしい。坂口恭平みたいである。というか、ルネサンス期の才人の多くが坂口恭平みたい、ってことなんだろうが。

今日もスキャン作業。34冊やって終了。作業中に武満徹の著作集をもってなかったやつ全部注文する。これも筋肉質な本棚づくりの一貫。まず読まなきゃだ、って感じだが……。

Magnolia [Analog]

Magnolia [Analog]

  • アーティスト:Okonski
  • Colemine Records
Amazon

tdさんのブログで紹介されていたジャズ(?)・トリオのアルバム。かなりいい塩梅。

寝る前に国旗クイズをやる。かなり盛り上がる。