sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2023年5月5日、あるいはドラグーン

5時前に起きる。英語ルーティン。終えてナンバガのBDの続きを見る。アンサンブルが優れたバンドであったのだな、と感心することが多い。3回目の「透明少女」まで観る。

朝から外出。Hのランドセルを観にいく。伊勢丹。「なんとかドラグーン」的な男児向けのデザインのやつを回避させるために説得。うまく誘導できたか……。ついでにエルメスの新しい香水を試してみたり。

さらに消防博物館へ足を伸ばす。見どころが多く、スタッフの方の説明も丁寧で楽しめた。各国の消防車のミニカー展示も良い。ドイツの消防車は当たり前のようにドイツ車で、フランスの消防車は当たり前のようにフランス車である。

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帰宅して伊勢丹で買った柏餅を食べる。とらや。美味。

 
 
 
 
 
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その後、レコードを聴いて過ごす。古いブルースは暑い日の夕暮れに聴くのがハマる。中村とうようは毀誉褒貶あるもののこういうところでしっかりと良い仕事をしている。ただ、お勉強めいたところは拭えないのだが。この辺がポップ・カルチャー/サブカルチャーのオタクのジレンマ、というか。ポップなものを掘っていくときに学術的な振る舞いを模倣し、さらにはその擬似学術性を規律化していく嫌なクセが中村とうようにもあったのでは、と本コンピレーションのブックレットにある文章を読んでいて思う。おそらく本人にとって学術的な振る舞いは唾棄すべきものであったであろう、にも関わらず……というか、これは学術性云々よりもある種の権威を帯びた人特有の振る舞いなのかもしれないが。