刊行以来、周囲でたびたび話題になっていた図鑑。我が家にはすでに図鑑がいろいろとあるが小学館の図鑑シリーズで揃えているので、これも買ってみた(思うに、小学館のこのシリーズは販促も含めて秀逸だ。わたしの近所の書店では一冊買うとガチャガチャができるようになっている。これが楽しみで買っている、というわけではないのだが、買ったあとの体験として子供も楽しんでいる)。絵画をテーマごとに紹介し、鑑賞法や美術館という場所、絵画の素材、視覚のメカニズム……とかなり詳細に伝えるコンテンツになっている。ロンドンやフィレンツェ、パリで自分が実際に観た絵画も多く紹介されていたのだが、あらためてその絵になにが描かれていたのかがわかったりもする。