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文化的消費活動の日記

2024年11月2日、あるいはこんなにおもしろくて良いのか

寝るのが遅くなり、起きたら7時。風邪の治りは8割ぐらい、ってところ。AとHは朝から市場に出かけていったが、自分は蟄居。

洗濯や掃除などを済ませて、ポリーニシューベルトをスピーカーで聴き直す。本当に素晴らしい録音だと思う。XでAさんから「肩肘張りすぎていない自然体」というコメントをもらっていたけれど、その通りで、狙いや衒いのような、耳に引っかかる要素が削ぎ落とされた音楽だと思う。このような音源をポリーニが晩年に至って残そうと思った意図が気になってくる。「終活」的な意味合いがあったのだろうか。

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Hが帰ってきたのでこないだ書いていたゲームの設計書をもとにゲームを作ってみる。

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まずは設計書をヒアリングしながら詳細化。Scratchで実装に入る。

今日はここまで(キャラやアイテムの絵を作成)。

体調が良くないので、心も引きずられてしんどくなってくる。昼過ぎまでベッドで寝込んでいた。

読むものが欲しくなったが適切にライトなものが本棚になかったので新たなに『SPY×FAMILY』を読みはじめてみた(ポイント半分還元で既刊を一気買い)。人気がでるのがよくわかる。面白。面白いが、こういうわかりやすく面白いものを読んでいると、こんなにわかりやすくて良いんだろうか、とも思う。


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昨日、武道館で(!)初ワンマンのライヴをやったファントムシータについてXで調べていた。1stアルバムの曲数でどうやってワンマンをやるのか、と思ってたが、昭和のアイドル歌謡から現代まで射程に入れ、かつ、各メンバーの個性に沿った最高の選曲のカヴァーが編み込まれていたようで「おい、それ、ちょっと観たかったぞ(BDとかでないのか)」って思う。しかも早速世界ツアーが組まれているのだという。予想をはるかに超える速度に驚くが、これがK-Pop世界に対抗する一点突破作戦だと納得せざるを得ない。「ゾクゾク」のMVも繰り返し観てしまう。これも素晴らしい。筒美京平オマージュ的なイントロでの振り付けには、ジュディ・オングオマージュが感じられるが、この歌謡曲的な構成を、K-Pop的なEDMへと接続/解釈する剛腕に改めて驚愕する。てにをは、という作家の手によるものらしいが、ボカロ文化からこのような才能がでてきていることを知らずにいたことを恥じるばかり。メンバーでは少し低めの声の凜花様が好きかもしれない。秋元梢的な美女。この世界観がBUCK-TICKと接続され、今井寿による楽曲提供、という夢のような展開があったら嬉しい。

夕方、また熱が上がってくる。早くに寝た。