sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2017年5月に聴いた新譜

4月に引き続き、5月も忙しくて、もはやなにをしていたのか定かではない。Apple Musicにジャズばかり薦められてたので、ジャズばっかり聴いていた気がする。あとジョニー・キャッシュ聴いて気合をいれてました。

Legend of Johnny Cash

Legend of Johnny Cash

 

Linda May Han Oh / Walk Agaings Wind

Walk Against Wind

Walk Against Wind

 

マレーシア生まれの女性ベーシスト。巷で賑わう「ヒップホップとかR&Bとかに寄ってるジャズ」とはあんまり関係なく、ウチの店ではそういうのはやってないんで、って感じでとてもカッコ良かった。

Olli Hirvonen / New Helsinki

New Helsinki

New Helsinki

 

スウェーデン出身の若手ギタリスト。これも大変テクニカル、かつ、スポーティーなジャズって感じで大変カッコ良い。

Júníus Meyvant / Mr. Minister Great

Mr. Minister Great

Mr. Minister Great

 

今月かなり驚いたのが、アイスランドのSSW、ユニウス・メイヴァント(読み方があっているかどうか不明)。田島貴男ピチカート・ファイヴなどを彷彿とさせるソウルフルな楽曲を歌っており、おお、こんな人いるんだ、って思った。なんでもアイスランドの田舎の方にある小さい島出身だそうで、そんなところから、こういう人がでてくるんだな、グローバル化だな、とか思ったりして。昨年出ているデビュー・アルバムも相当に良かった。

Floating Harmonies

Floating Harmonies

 

Hamilton de Holanda / Casa de Bituca

Casa De Bituca: Musicas De Milton Nascimento

Casa De Bituca: Musicas De Milton Nascimento

 

ブラジル最高峰のバンドリン奏者、アミルトン・ヂ・オランダの新譜はミルトン・ナシメントのカヴァ集。今月一番聴いたのはこれかな。最高じゃないわけがない演奏内容で、あらためて「ミルトン・ナシメントっていい曲書いてるな……」としみじみと感じた。


Hamilton de Holanda e Milton Nascimento - "Bicho Homem" (Clipe Oficial) - Casa de Bituca

The Vacant Lots / Endless Night 

Endless Night

Endless Night

 

アメリカの2人組サイケバンドの新譜。この人たちのデビューアルバム最高だったんですが、本作も最高。「USインディーの奇跡」とでも言うべき、知能が低まりそうなエレクトロ・サイケで、アラン・ヴェガ大先生も草葉の陰で感涙していそうである。

Domenico Lancellotti / Serra Dos Orgãos

オルガンス山脈

オルガンス山脈

 

ドメニコの新譜はちょっとピンとこなかった。

MONDO GROSSO /  ラビリンス 

ラビリンス

ラビリンス

 

あと満島ひかりが歌ってるこのシングル、これは良かったですね。ダブ・ヴァージョンが特にグッときて、何度もリピート再生していた。