sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年に読んだ本を振り返る

坂本龍一 後藤繁雄 『skmt 坂本龍一とは誰か』 - sekibang 3.0 國分功一郎 千葉雅也 『言語が消滅する前に』 - sekibang 3.0 ジル・ドゥルーズ 『ドゥルーズ・コレクション1: 哲学』 - sekibang 3.0 浅田彰 『ヘルメスの音楽』 - sekibang 3.0 坂口恭平 『躁…

坂口恭平 『継続するコツ』

継続するコツ 作者:坂口恭平 祥伝社 Amazon 今年は2月ぐらいに訳もなくグッと落ち込むことがあり、すがるようにして坂口恭平の本を読んでいた時期があった。今年最後に読み終えた本も坂口恭平。継続。英語の勉強、筋トレ、早寝早起き、今年は禁酒も訳あって…

『世界最先端の研究が教える すごい哲学』

世界最先端の研究が教える すごい哲学 総合法令出版 Amazon 若手の哲学研究者が英語圏の哲学研究について紹介しているオムニバス。「こんなことも研究テーマになっているのか」という驚きもあるし、倫理や美学に関わる問題に関しては日常に即したものが取り…

2022年12月30日、あるいは飯坂線(思ったより短い)

7時に起きる。全然朝起きる気にならない。朝食後に英語ルーティン。その後、筋トレ、胸。プッシュアップを極限までやる。戯れにインターヴァル中にスクワットをいれてみたり。 昨日のゴルフでなのかiPhoneの画面に細かいキズが入りまくっており、反射の都合…

2022年12月29日、あるいはお断り

6時ごろ目が覚める。朝、PCを触ったらアルミのボディが冷え冷えでしんどかった。朝食後、ゴルフへ。夏に行ったメンバーで。ティーショットが全然ダメだったが、前半はパターがまぁまぁ良くて気持ちよく回れた。後半はさらに崩れて酷いスコア。 帰って餅を切…

2022年12月28日、あるいはゴネンゴネン

Hをトイレに行かすのを忘れて寝かせてしまい、案の定インシデント。それで一度4時ごろに起きていたがダラダラと2度寝。7時前まで布団にいる。寒くてなかなか活動する気にならない。母は4時に起きてきて、餅つき機で餅をついていた。Hは想像していた餅つき機…

小林泰彦 『ヘビーデューティーの本』

ヘビーデューティーの本 (ヤマケイ文庫) 作者:小林 泰彦 山と渓谷社 Amazon 『アーバン・アウトドア・ライフ』は80年代だが、こちらは70年代。70年代になってアメリカで盛り上がったというアウトドア志向のムーヴメントにおけるファッションをアイビー・ファ…

岩間一弘 『中国料理の世界史: 美食のナショナリズムをこえて』

中国料理の世界史:美食のナショナリズムをこえて 作者:岩間 一弘 慶應義塾大学出版会 Amazon 2022年のサントリー学芸賞受賞作のひとつ。「中国料理の歴史書」のようなタイトルになっているが「中国料理と世界史」のほうが本書の内容を捉えている。もちろん中…

2022年12月27日、あるいはライトアップ

4時半に起きる。英語ルーティン。今日も英語のハノンで苦戦。素直に耳で聞こえたものを真似するというのができてない気がする。 朝食後、あれこれ些事を片づけで筋トレ、胸、腕。ゆっくりのプッシュアップを4種類、10回3セット、合わせて120回。そしてチュー…

2022年12月26日、あるいはシネマ

4時半に起きる。毎朝起きるとすぐに琺瑯のポットにお湯を沸かしてHのための麦茶を作る。水が沸騰するまでRSSリーダーを眺めて待っている。ポットの注ぎ口から沸騰の勢いで水が吹きこぼれ、ガスレンジのまわりが水浸しになることがよくあるのだが、吹きこぼれ…

芦澤一洋 『アーバン・アウトドア・ライフ』

アーバン・アウトドア・ライフ (中公文庫) 作者:芦澤 一洋 中央公論新社 Amazon 都会に住みながら大自然に思いを馳せ、そして自然を愛でる、自然のなかで生きていることを感じる。日本に「アウトドア」の概念を持ち込んだ第一人者による名エッセイ。とても気…

2022年12月25日、あるいはベルト

5時過ぎに起きる。Hも起きてプレゼントを確認していた。あまりに楽しみすぎたのか3時ごろにも一度起きていた。 [バンダイ] 仮面ライダーギーツ DXデザイアドライバー バンダイ(BANDAI) Amazon ずっと欲しがっていた仮面ライダーギーツのベルトが入っていた。…

2022年12月24日、あるいはPodcast

5時に起きる。英語のハノン。「エルピス」。鎌倉殿で殺された頼朝の弟がでてきた。鎌倉殿に引き続き、複雑に悲しい役。しかし、後半にかけてしょーもないドラマになってきている感じ。テレビによるマスメディア批判、という「お前が言うな」状態。 朝からデ…

2022年12月23日、あるいはコットンよりも

4時半に起きる。英語ルーティン。how much(many)+名詞で作る疑問文はhow much(many)+名詞が名詞句として主語を取るのでYes/No疑問文の形にならないことを確認する。こんなこと習っただろうか……。しかも、how many timesは副詞句なのでYes/No疑問文の形に…

2022年12月22日、あるいは「めんたいこ」

5時に起きる。二度寝で寝坊。キャリフォルニア北部で大きな地震があったらしい。 水耕栽培のサボテン、最近になって急に根が伸びてきた。 毎朝聞いているラジオで「かねふく めんたいパーク」のCMが流れている。Hは「めんたいこ」を太鼓のことだと思っていた…

2022年12月21日、あるいは四季、ブエノス・アイレスの

4時半に起きる。英語ルーティン。英語ニュースでは連日、メキシコ国境からアメリカに渡ってくる移民の増加について報じられている。 Hを幼稚園へ送って仕事前に筋トレ、腹筋。 タンゴ・ゼロ・アワー アーティスト:アストル・ピアソラ MUZAK, INC. Amazon ピ…

2022年12月20日、あるいは焦る

4時半に起きる。下半身と背中に筋肉痛。英語ルーティン。 仕事前にジム。胸、腕。 CHASM アーティスト:坂本龍一 Wea Japan Amazon 土曜日にTと坂本龍一の話をしていて話に上がったアルバム。全然印象にないがエレクトロニカ色が強い。『NEO GEO』が好きかど…

山崎武司 『野村監督に教わったこと: 部下は上司で生き変わる』

野村監督に教わったこと 部下は上司で生き変わる (講談社+α文庫) 作者:山崎武司 講談社 Amazon 野球好きのメンバーと中日から楽天に移籍したあとの山崎武司の「復活」について話していて気になった本。単行本としての初出が2008年でもうかなり古い本(だし…

2022年12月19日、あるいは新しい銀歯

4時半に起きる。英語ルーティン。乾燥のせいか目のまわりが痒い。 ジムへ。背中。今日からデッドリフトを再開。80kgで確かめながらやる。故障が怖いので背中はゆっくり、負荷を抑えてやることにしよう。時間があったので30分ランニングマシンもやる。 その後…

2022年12月18日、あるいはカーブ

7時過ぎまで寝る。寝坊だ……。朝食後、靴磨きをしたのち、掃除ボランティア。そして筋トレ、胸、腕。 View this post on Instagram A post shared by mstk (@mk_sekibang) 終わって昨日買ったカセットテープを聴く。良い。カセットデッキの調子が急に良くなり…

姜尚美 『京都の中華』

京都の中華 (幻冬舎文庫) 作者:姜尚美 幻冬舎 Amazon いつのまにか「町中華」という(苦手な)言葉も聞かなくなった(気がする)が、なんかいま自分のなかで中華料理がアツい感じだ。今年のサントリー学芸賞に『中国料理の世界史:美食のナショナリズムをこえ…

2022年12月17日、あるいは暑すぎる

6時過ぎに起きる。Hが昨日あったことを朝からいろいろ教えてくれる。「昨日の夜ご飯はおじさんのお肉だったんだよ」というので、よくわからずヒアリングを続けると、ケンタッキーのことだった。Hが足の指をドアの角に強打しており、あやうく病院行きになると…

2022年12月16日、あるいはムネリン

4時半に起きる。英語ルーティン。 www.youtube.com アスリートは忙しいのになぜ外国語ができるのかについてググッてたらでてきた川崎宗則のインタヴュー。めちゃくちゃ笑った。英語で面白いことを言うってすごいことだ。調べたらまだ川崎宗則が独立リーグで…

中村右介 『歌舞伎 家と血と藝』

歌舞伎 家と血と藝 (講談社現代新書) 作者:中川 右介 講談社 Amazon 中学の修学旅行で二代目市川猿翁(当時三代目市川猿之助)のスーパー歌舞伎(たしか三国志だったと思う)を見て以来、歌舞伎に縁はないのだが、去年ぐらいに古い邦画を観ていて「歌舞伎と…

2022年12月15日、あるいはリンス

4時半に起きる。英語ルーティン。筋トレ、腹筋。 The Golden Age of Apocalypse Brainfeeder Amazon Hを幼稚園に送り出し(ここ最近、ホントにスムーズにお別れできるようになった)なんとなくThundercatのファーストを爆音で聞きながら仕事。また芳しくない…

杉並ペンギンズ 『泥縄日記 二〇二一年』

日記を売ります。 pic.twitter.com/Eyl6jJepHE — 遠藤進平 (@iepmihs) 2022年12月9日 杉並に住んでいるらしい男女による2021年の日記。文中で明言はないが、ある種のパートナーシップを結んでいるらしいことを察することができるふたりの日常が、上下二段組…

2022年12月14日、あるいは座席

4時半に起きる。体調が治りきっているかわからないまま、ルーティンのある日常へ復帰。起きた瞬間は空腹を感じるほどだったが寝起きのプロテインを飲んだらやや具合が悪くなってくる。英語ルーティン。 日記を売ります。 pic.twitter.com/Eyl6jJepHE — 遠藤…

2022年12月13日、あるいは不調

熱が下がり切っておらずずっとベッド。夕方になって熱が下がったので起き出して商談。水分しかとっていなくてもまったく空腹がやってこなくて不思議だった。商談はうまく行かず(そのタイミングでそんなこと言うなよ、という出来事があった)、具合が悪くな…

2022年12月12日、あるいは設置

4時半に起きる。英語ルーティン。 ジム経由で仕事へ。胸、腕、背中。背中の痛みはかなり引いてきている。鍼に行くと治りが早い。 出社してコーヒーを淹れてたら、知らない人に声をかけられてコーヒーミルを使わせて欲しい、と言われたので許可をもらってオフ…

川勝正幸 『丘の上のパンク: 時代をエディットする男、藤原ヒロシ半世紀』

丘の上のパンク -時代をエディットする男、藤原ヒロシ半生記 作者:川勝 正幸 小学館 Amazon 2009年、藤原ヒロシは当時45歳のときに刊行された「半生記」。筆者の前書きでもベンヤミンの『パサージュ論』が引かれているが、さすが藤原ヒロシ、バイオグラフィ…