sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2019年に読んだ本を振り返る

今年は自分が寄稿した本が出たり、友人知人が本を出してそれがビッグヒットを飛ばしたり本の話題がにぎやかな感じであった。ひとまず、いつものように読んだ本の感想リストをあげてみる(雑誌・再読は除く)。強くオススメ!みたいな本は太字にしておこう。 …

2019年に良かった新譜を振り返る

恒例の振り返り、ということで。今年もR&Bとかジャズとかばっかり聴いていたなぁ。とりあえず順不同に2019年で印象に残ったアルバムを並べてみます。シングルを含めると収拾がつかなくなるので除外(シングルでは坂本慎太郎の「小舟 / 未来の人へ」は死ぬほ…

吉澤誠一郎 『清朝と近代世界: 19世紀』

清朝と近代世界――19世紀〈シリーズ 中国近現代史 1〉 (岩波新書) 作者:吉澤 誠一郎 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2010/06/19 メディア: 新書 東アジアにおける日本の立ち位置を捉えなおすような意味で東アジアの近代史を学びなおすシリーズ。こちらは…

『WIRED』Vol. 32 「DIGITAL WELL-BEING」

WIRED (ワイアード) VOL.32 「DIGITAL WELL-BEING」デジタルウェルビーイング特集(3月14日発売) 作者:Condé Nast Japan (コンデナスト・ジャパン) 出版社/メーカー: プレジデント社 発売日: 2019/03/14 メディア: 雑誌 以前からお慕いしている方のブログに「…

松下幸之助 『指導者の条件』

指導者の条件 作者:松下 幸之助 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2006/02/01 メディア: 単行本 オフィスに転がっていたので借りて読んでみた。日本や中国の歴史故事からリーダーシップに役立ちそうな話としてまとめている本。1975年刊行。もはやクラシッ…

ブレイディみかこ 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 作者:ブレイディ みかこ 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/06/21 メディア: 単行本 今年の話題書。大名著『いまモリッシーを聴くということ』の著者によるエッセイ集。イギリス在住で著者の息子を通して見…

福尾匠 『眼がスクリーンになるとき: ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』』

眼がスクリーンになるとき ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』 作者:福尾匠 出版社/メーカー: フィルムアート社 発売日: 2018/07/26 メディア: 単行本 ドゥルーズの『シネマ』は読んだことないけど思い出深い本である。学生の頃一番仲が良かった友達はシネフ…

蓮實重彦 『凡庸さについてお話させていただきます』

凡庸さについてお話させていただきます 作者:蓮實 重彦 出版社/メーカー: 中央公論社 発売日: 1986/10 メディア: ハードカバー 著者による30年以上前の社会時評や講演についてまとめた本。蓮實重彦にも社会についてあの口調で饒舌に語るモードがあったとは、…

千葉雅也 『デッドライン』

デッドライン 作者:千葉 雅也 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/11/27 メディア: 単行本 「新潮」に掲載されたことから周囲でも「面白い!」と話題であったのだが、結局読み逃していた作品。読み逃しているあいだに野間文芸新人賞受賞。いや、すごい。…

カルロス・フエンテス 『アルテミオ・クルスの死』

(なんかいつもの商品リンクが貼れない) メキシコの作家、カルロス・フエンテスの『アルテミオ・クルスの死』がまさかの岩波文庫入りで喜び勇んで買い求めた。いや〜、10年越しぐらいでやっと読めた。なんかガルシア=マルケスの『族長の秋』かなんかに本作…