昨年末、今年はどんな新譜を聴いてたっけな、と振り返ろうとしたらまったく振り返ることができなかったので、今年は新譜に関してメモをとっていくことにする。
Brian Eno / Reflection
Reflection [帯解説 / セルフライナーノーツ / 初回盤のみ特殊パッケージ仕様 / 高音質UHQCD仕様 / 国内盤] 先着特典ポストカード付き (BRC538)
- アーティスト: Brian Eno,ブライアン・イーノ
- 出版社/メーカー: Beat Records / Warp Records
- 発売日: 2017/01/01
- メディア: CD
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新年一発目に聴いた。ここまで純粋アンビエント・ミュージックなアルバムは久しぶりか。昨年でたVelvet Undergroundのカヴァとかやってるアルバムのほうがよかったな。
Arto Lindsay / Cuidado Madame
ここ数年毎年のように来日しているアート・リンゼイ。昨年出たブラジルのジャズ・ミュージシャン、ロウレンソ・ヘベテスのアルバム・プロデュースも素晴らしい仕事だったけれど、本人名義のソロも最高で。Ambitious Loversをモダンにアップデートしたような作品。あきらかに昔より歌が上手くなっている。
土岐麻子 / PINK
最近、昔のシティ・ポップみたいなのをリヴァイヴァルするような若いバンドが増えている気がするが、彼女の場合、シティ・ポップ、でありながらまったく懐古的にならずに新しいサウンドを届けているのが素晴らしい。全曲タイアップできそうな名曲揃いで最高。
Suchmos / THE KIDS
【Amazon.co.jp限定】THE KIDS(ステッカー付き)
- アーティスト: Suchmos
- 出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC
- 発売日: 2017/01/25
- メディア: CD
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車のCMで毎日シングル曲「STAY TUNE」を聴いていた。アルバムで聴くとちょっとダレる。あと音があんまり良くない。好きなサウンドなんだけれども、今一歩ハマれない感じはなんなのか。
The xx / I See You
I See You [帯解説 / ボーナストラック2曲収録 / 国内盤] (YTCD161J)
- アーティスト: The xx,ザ・エックス・エックス
- 出版社/メーカー: Young Turks
- 発売日: 2017/01/13
- メディア: CD
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旧譜はまったくスルーしていたんだけれど、畏友tdさんが激賞されていたので。ほんのり暗くて、ゴシックかつソウルを感じる男女のヴォーカル、そしてダンサブル。うわ、なにこれ、すごく良いじゃないの。最近R&Bばっかり聴いていて、最近のR&BってアンビエントR&Bっつーんですか、ジェイムズ・ブレイクみたいな感じだったり、EDMめいた感じの音が多くて、大体みんな同じ方向向いてますね、って思うこともあるんですけど、そういうモードの耳に、この音は大変新鮮で。1曲目から度肝を抜かれました。
SHINee / FIVE
【Amazon.co.jp限定】 FIVE (通常盤)【オリジナル特典:下敷き(B5サイズ)】
- アーティスト: SHINee
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2017/02/22
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今年に入って大変遅ればせながらK-Popの波に乗ってしまい、2NE1とかBIGBANGとか聴いているんだけれども、SHINeeの新譜もまあ、間違いない感じで。パフォーマンスや曲でいったら、Suchmosより全然好き。
Max Richter / 三つの世界: ウルフ・ワークス
ポスト・クラシカルという言葉も人口に膾炙する前に死語となってしまった感があるが、マックス・リヒターは、死語のなかからメジャー・アーティストと化した感じがあって。アンビエントとクラシックのいいとこ取り、みたいな人ではあるのだが、イギリスの作曲家っぽさが随所に見られるのが興味深かったり。
坂本慎太郎・VIDEOTAPEMUSIC / バンコクの夜 A Night in Bangkok
バンコクの夜 A Night in Bangkok [Analog]
- アーティスト: 坂本慎太郎,VIDEOTAPEMUSIC
- 出版社/メーカー: エム・レコード
- 発売日: 2016/12/10
- メディア: LP Record
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昨年末に出てた坂本慎太郎とVIDEOTAPEMUSICの連名による。Amazonで注文したら1月遅れぐらいできた。今年初めて買ったアナログ。45回転のレコードだと気が付かず、33回転で聴いてて「うわー、すっごいドープなサイケだなぁ」と恐れおののいていたが、正しい回転数で聴いてもあんまり感想が変わらなかった。存在しない異国の音楽みたい。A面よりもB面のインストのほうが好き。
OMAR / Love in Beats
恥ずかしながら初めて聴きました、OMAR。「ディアンジェロの最新作みたいな粘っこいベースが最高だなぁ……」と思ってたら、ベースがディアンジェロと同じ、ピノ・パラディーノで。ロバート・グラスパーも参加してて。大変に今っぽいブラック・ミュージック。これはアナログでも欲しいなぁ、と思ったんで注文しました。