sekibang 3.0

Nouvelle茶人、あるいは勉強家によるブログ

息子は生後10ヶ月、買ってよかったもの

 

https://www.instagram.com/p/BjyFsraFBrI/

また気づいたら一ヶ月以上育児日記を投稿していなかった。息子は生後10ヶ月を超して近頃は音楽に対して激しく体を動かすなどの反応をするようになった。当然もっとも好きなのは「おかあさんといっしょ」と「いないいないばあっ!」であるのだが、休みの日に一緒にYoutubeで父親である俺が好きな音楽のPVを見せてやると、楽しそうに見ている。ブルーノ・マーズ、JB、Television、Geisha GirlsThe SmithsZazen Boys……。大丈夫か? というラインナップだが、息子はいつも楽しそうだ。

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ところで、今日は最近買って良かったものについても書いておきたい。

息子はハイハイ & つかまり立ちで自由に部屋を動き回る、まさにアンファン・テリブル恐るべき子供たち)の領域であり、ローテーブルだの空気清浄機だの家具を手押し車のごとく押して歩いたりしてしまって困っていたのだが、そんなときに上記の滑り止めシートが役にたった。適当な形にカットして、テーブルの足に挟む、空気清浄機の下に敷くだけで、あんなに動いた家具がピクリともしない、大人の力でも容易には動かないのだからすごい。育児の困りごとは大抵のことがホームセンターで解決されるのではないか、と思ったりもした。

「ルネサンス・バロックのブックガイド」に寄稿しました

www.kousakusha.co.jp

TwitterFacebookでは告知してましたが、ブログで告知するのを忘れてたので再度お知らせします。工作舎のサイトで公開されているブックガイドシリーズに山田俊弘さんの『ジオ・コスモスの変容』に関する記事を寄稿しました。これまでペンネームでWEBニュースサイトへコラムを書く仕事をしていたこともあったのですが、本名名義ではこれが初となります。当企画にはもう一本記事を書いており、書籍としても出版される予定です。ぜひ、ご笑覧いただければと思います。

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2018年5月に聴いた新譜

GOOD THING [LP] (180 GRAM, DOWNLOAD) [12 inch Analog]

GOOD THING [LP] (180 GRAM, DOWNLOAD) [12 inch Analog]

 

 「4月はいちばん無情な月」とでも言うべき感じだったが5月はやや落ち着けた。やはり心がダメだと耳もダメだなぁ……。なかでもリオン・ブリッジズの新譜は最高だったな。2018年のベスト10に確実に入ってくるであろう名盤。R&Bのレガシーを強烈に感じさせるのだが、ブギーなどのトレンドの音も実に適切に導入してきて痺れた。

BEYONDLESS [帯解説・歌詞対訳/ボーナストラック1曲収録/国内盤] (OLE13762)

BEYONDLESS [帯解説・歌詞対訳/ボーナストラック1曲収録/国内盤] (OLE13762)

 

 デンマークのIceageの新譜も素晴らしかったなぁ。おお、さらに垢抜けましたね、って感じで。単なるJoy Divisionフォロワーから大きく花を開かせつつあるように思った。

DIRTY COMPUTER

DIRTY COMPUTER

 

 ジャネール・モネイは先行で公開されていた曲が激烈にプリンスっぽくて心が踊ったが、全編が公開されたときに冒頭の曲が「フィーチャリング ブライアン・ウィルソン」というまさかの組み合わせで魂消た。あまりブライアン・ウィルソンが参加する必然性は感じないのだが、わ! ブライアン・ウィルソンだ! って思う記名性の高さ。

ALL THE TIME [LP] (180 GRAM, NEW 2018 ALBUM LED BY FOUNDING MEMBER OTIS WILLIAMS) [12 inch Analog]

ALL THE TIME [LP] (180 GRAM, NEW 2018 ALBUM LED BY FOUNDING MEMBER OTIS WILLIAMS) [12 inch Analog]

 

 老舗R&Bヴォーカル・グループ、The Temptationsの新譜も最高。すげえジジイたちがえげつないほどにヒット曲をカヴァしまくる内容で、これがアメリカのR&B芸能の懐の深さだな、と感心した。なかでもジョン・メイヤーのカヴァが良かったな……。

It Takes Two

It Takes Two

 

 先月のWeekendの新譜はあんまりピンとこなかったが、この人のは新鮮に聴けた。 

CONFIDENT MUSIC FOR CO

CONFIDENT MUSIC FOR CO

 

 こちらはtdさんのブログで知る。抗えない音だったな……。CSS(もはやかなり懐かしい)や、Cut Copy(これはこのアルバム経由で最新作のリリースに気づいた)を彷彿とさせる、イケイケの音楽であった。広尾のハンバーガーショップでオシャレな女性に囲まれながらBLTサンドを食べてたらサムシングを感じた。

POLY LIFE MULTI SOUL (通常盤)

POLY LIFE MULTI SOUL (通常盤)

 

 話題作。このバンドがDCPRGみたいなサウンドに寄っていくとは思わなかったが、まったくハマれず。歌が上手くないバンドにはまったく反応しなくなっているんだな……と思ってしまった……。

DRANK [帯解説] (BRC568)

DRANK [帯解説] (BRC568)

 

 サンダーキャットの『Drunk』のチョップド & スクリューでエディットされた盤。オリジナルは「期待してたのに、全然だな……」という感じで配信で済ませてしまっていたのだが、これは最高だったな……むしろ、こっちは正調なのでは、っていう感じのハマり方。

インスピレーション

インスピレーション

 

 なんかこないだのロイヤル・ウェディング的なイベントで演奏を披露していたらしい。今注目のチェロ奏者のアルバム。メインがショスタコーヴィチの協奏曲第1番で、そこにボブ・マーリーとかレナード・コーエンの曲が入っているという、センスありすぎでしょう、そういう売り方嫌いじゃないぜ、と思う一枚だった。メインがまた聴かせる演奏で、この曲といえば、ロストロポーヴィチ、マリア・クリーゲルやアルト・ノラスの演奏が名盤だし、彼・彼女らのテンポ設定がスタンダードとして刷り込まれているのだが、この若い演奏者はそれよりもずっと落ち着いたテンポで聴かせるのだからすごい。

Ofertório (Ao Vivo)

Ofertório (Ao Vivo)

 

 そしてカエターノ・ヴェローゾが3人の息子と組んで開催したコンサート・シリーズのライヴ盤。正直カエターノのスタジオ盤はまだか、と思わなくもないが、ファンとしてはマストアイテムである。しかしよ、息子よりもカエターノの歌声のほうが瑞々しいんだからすごいよね……。

夏の天才

夏の天才

 

そしてSpank Happy。まさか新曲が聞けるとは。 

千葉雅也 『メイキング・オブ・勉強の哲学』

 

メイキング・オブ・勉強の哲学

メイキング・オブ・勉強の哲学

 

自己啓発本を偽装した哲学書」、『勉強の哲学』はいかにして書かれたかを解き明かすドキュメントであり、執筆メソッド・思考術に関する良書。そこでは哲学・思想の言語が用いられていることを考えれば、これも哲学書・思想書として分類できるだろう。紙 + 手書きによるアイデア出しから、TwitterEvernoteなどのツールを駆使しつつ、WorkFlowyによって構造化されたアウトラインによる分析・検討、時には他人との対話……というプロセスを経て、あの恐ろしくリーダブルな哲学書が執筆されたことがわかる。わたし自身すでに使っているツール、書き方も紹介されていたりするんだけれど、それがどういう風に意味づけられるのか、を再確認させてくれるところも面白かった。

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AirPods買ったんだ日記

https://www.instagram.com/p/BjcO8C4Fmu1/

#物欲番長 最近ハンズフリー通話しながら移動することが増えてきたので、AirPodsが欲しいなぁ、アレ、良いのかなぁ、と思っていた。で、たまたまクレカのポイント確認したら、すげえポイント溜まってたので、それを使って。俺も耳からうどんを生やしている人に。接続方法の簡単さやiPhone、Macとの連携の良さ、そして「まるでつけてない感覚」はかなり良い。音質がカナル型と比べるとアレだが、これは良いな。ところで、ハンズフリー通話、アレ、未来人になったみたいな気分になるから、やっているあいだ、いつも軽いドヤ顔です。

Apple AirPods 完全ワイヤレスイヤホン Bluetooth対応 マイク付き MMEF2J/A

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マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 第1篇 スワン家の方へ』

失われた時を求めて〈1〉第一篇 スワン家の方へ〈1〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

失われた時を求めて〈1〉第一篇 スワン家の方へ〈1〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

 
失われた時を求めて〈2〉第一篇 スワン家の方へ〈2〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

失われた時を求めて〈2〉第一篇 スワン家の方へ〈2〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

 

先日読んだジョゼフ・チャプスキの『収容所のプルースト』からの流れで、ずっと読み直したいと思っていた『失われた時を求めて』の再読にとりかかった。過去のブログ記事を検索してみると、最初に読了したのが2007年、その2012年には1巻だけ読み直していた。およそ、5〜6年の周期で読み直しにチャレンジしているようだが、前回完走に失敗しているので今回は見事走り抜きたい。なお、読んでいるプロセスはTwitterで実況している。

 ところで、わたしはあまり過去に読んだ本の再読ってしないタイプなのだが、再読って良いものだな、って思いもする。最初に読了したとき、わたしにはまだパリを訪れた経験がなかったし、19世紀末、20世紀初頭のパリの文化についても知識がめちゃくちゃ浅かった。それが今やパリは3度訪問しているし、プルーストの生きた時代についての知識もチャプスキやもちろん鹿島茂の著作などでも得られている。昔よりも「読めるようになった」という実感があって楽しいし、そう、今、わたしは33歳なんだけれども、2巻の「スワンの恋」の時間軸におけるスワンの同年代だったりするわけで、インターネット的な言葉を用いて表現するのであれば「わかりみ」がすごい。

 こういう記述とかすげえグッとくる。30歳過ぎたら、恋が向こうからやってきて「ほら、頑張れ」なんて鼓舞してくれない、自分で頑張って恋をしないと恋愛なんてできないんだよ、という感じ。そういうの、あるよね、と。

また、《語り手》の幼少時代における妄想の膨らまし方と、現実と出会ったときの幻滅の繰り返し、これは何度読んでも面白いし、今回の読み直しにおける発見は「こんなに面白いサブキャラが登場してたんだな」という気付きを得たりもしている。1巻におけるレオニ叔母と家政婦のフランソワーズとの掛け合いや、2巻におけるコタール医師の滑稽さ(メタファーや言い回しや謙遜を、なんでも文字通りに理解してしまう)とか最高だな、と思う。

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仕事用のリュックを新調した

https://www.instagram.com/p/Bi38l2aFoRd/

#物欲番長 渋谷でポコっと時間が空いたので、ボロくなっていた仕事用のリュックを新調。前回に引き続き、Incaseのにした。いま、かなりノマドワーカー的な働き方をしていて、各種の充電コードやらWi-FiルーターやらPCやら資料やらノートやらなにやらで荷物が増えているので、仕切りがいっぱいあるのがありがたい。

ブログの過去記事を調べたところ、前にIncaseのリュックを買ってから4年以上経っていた。渋谷の西武で23000円(税抜)だったが、Amazon並行輸入品だとだいぶ安いな……(でも、実際にモノを見たサービス料とでも考えよう。脱ネット通販だ)。