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文化的消費活動の日記

Hoka Transport GTX インプレッション

先日の雨の日、いつものHokaのClifton9を履いて、ジムにいってから出勤したら雨が内部に染みて半日ぐらい微妙に嫌な気持ちだった。リモートワークの定着以降、定期的な出勤が自分のライフスタイルから消えていたのでひさびさに感じた濡れた靴下のストレス。それを解消するために気づいたら新しいシューズを買っていた。同じHokaのTransport GTX。GORE-TEX仕様で防水が謳われているタウン・カテゴリーの製品。Amazonの商品紹介では「トレッキングシューズ」ということになっているが……。

GORE-TEX仕様のシューズもいろいろあるが、デザインがスポーティ過ぎたり、重かったりする。するとジムにも仕事にも、というわがままなニーズにマッチするのは難しい。オールブラック(カーキみたいな色のもある)のTranport GTXはこのへんの難しい気持ちにほとんど答えてくれる。デザインはややもっさりしていて、おじさん感はあるし、トレッキング・シューズらしい名残りもあるのだが、重量は普通のスニーカーと変わらないので用途だけ考える分にはまったく問題ない。

履き心地はClifton9のようなふわふわのクッション性はなくやや固め(比べる対象が悪い感じだが、要するに普通のスニーカー、って感じだ)で、Hokaの多くのシューズと同様につま先が反り上がった形状なので、足が前に自然にでる。Vibramソールは、駅の濡れた床でもしっかりグリップする安心感があった。防水性についても雨の日の通勤ぐらいではまったく靴下が濡れることがない(が、そのかわりに少し蒸れる。このへんはトレードオフで仕方ない)。靴紐はデフォルトで結ばなくても良い靴紐とあわせて、普通の靴紐の2種類がついてくる。結ばなくても良いのが地味に便利。雨の日に外歩いてて靴紐ほどけるのって、これもまぁまぁ嫌じゃないですか……。

サイズ選びは、Clifton9の記事でも書いたけど、足幅広い人だったらランニング・シューズを選ぶときと同様通常から1cmサイズ・アップで良いと思う(自分はAdidasなら27cm、New Balanceなら27.5cm。Hokaだと28cmをチョイスしている)。

ってことで、満足度が高い買い物。もともと雨の日に履くようのごっついブーツなんかも持ってたのだが登場機会がますます無くなりそうだ……。

(以下、投げ銭用に有料記事設定しておきます)

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