sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2024年2月9日、あるいは驚きの音

5時過ぎに起きる。

午前中にひとつ資料を送り出す。快調。

昼ジム、背中、腹筋。

ヨッフムが亡くなる直前に指揮したブルックナーの第5番を聴きながら。とにかく流れない。牛歩的な演奏に感じるのだが、遅い印象や退屈さがないことが不思議。思うに、どの瞬間にも音楽的な確信がある。

 
 
 
 
 
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午後はレコードを聴きつつ作業。

All Life Long

All Life Long

  • Ideologic Organ
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カリ・マローンの新譜も聴いた。

Blue Raspberry [Analog]

Blue Raspberry [Analog]

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tdさんのブログで知ったケイティ・カービーの新譜を夕食後に聴く。音のすごさに驚く。近年でもっとも驚かされた音のアルバムかも。アクースティックな楽器を主体に構成された音なのだが、それぞれがかなり近いところに立てたマイクで録られているように聴こえる。それが音の近さと、親密な空気を作っているように思われる。しかし、ヴォーカル、そして個々の楽器がいわば宅録的な音にも聞こえるなかで、思いっきり空間に広がった音になっている。下のほうの音がしっかりと、しかし、あくまで自然にこの空間を支えるようだ。素晴らしいバランス。クレジットを確認するとマスタリング・エンジニアにはヘバ・カドリーの名前。道理で……という感じ。

www.audio-technica.co.jp

今日も寝かしつけで昔話。