sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2022年9月21日、あるいは南へ

6時に起きる。疲れていたせいでぐっすり眠れた。しかし、連日の飲食ですっかり胃腸がおかしくなっている。この3日間、野菜をほとんど食べずにいた(そんなものは普段食べれば良い! という割り切り)のも大きく影響しているのかも。朝食はまたパワーブレクファスト、と行きたかったがあまり元気なし。

朝イチで青森県立美術館。企画展は皆川明 ミナ ペルホネン。まったく知らない人たちだったがそこそこ楽しく見る。コレクションは成田亨ウルトラマン・デザインが圧巻。あと棟方志功と民藝が併置されたところも良かった。とくにバーナード・リーチ濱田庄司の器が並んだところは、濱田庄司がイギリス工芸運動から学んだものをハッキリと際立たせる。青木淳の建物もかなり良かった。シンプルな白をベースに、テクスチュアを変えてくるようなデザイン。ミュージアムショップで富野由悠季の展覧会の図録が売ってたので買って帰る。嬉しい。Hにめちゃくちゃ高い成田亨の作品集をせがまれたので買う。

 
 
 
 
 
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昼は魚菜センターでのっけ丼。パワーのっけ丼。苦しくなる。

f:id:Geheimagent:20220921132452j:image

さらに仙台のメロウ番長に教えてもらった古書店で猟書。かなりコアな良い本屋だった。ほぼ関心を失っているがイコノロジー関連の絶版本をゲット。青森にはカルチャーがある。福島にはない(新刊本屋も全然ないし)。開発の余白が街中にたくさんある感じなのも面白い。

時間が余ったので三内丸山遺跡を見て新青森へ。めちゃくちゃ辺鄙なところに駅があり不安になった。3日間での走行距離は200km。

帰りの新幹線のなかで読み進める。昔読んでるのにマジで記憶がゼロ。

夕食は東京駅で焼き鳥。そして新幹線で新横浜まで乗って帰る。東北新幹線と比べると東海道新幹線はやや神経症的に感じる、というか、ドライ。大型の荷物はスペースを予約しないと載せられない。

身体は疲れていたが眠さが来ない夜。