ビール批評 9月半ば〜9月後半（そしてこれまでの総括）

飲んだビールの記録をはじめてから前回の記事までで61種類のビールを飲んでいた。この記事で77種類。年末までに100種類は堅い気がするが、そろそろ近所で手に入るビールにも限界が生じてきている。

ここまで飲んだなかで抜群にマイウーだったのをあげておくと、愛媛県の梅錦山川株式会社が作っている梅錦ビールを推したい。いろいろ種類があるが、どれを飲んでも激烈なクオリティ。ハッキリ言って「国産の地ビール」という概念をはるかに超えている。世界で戦えるビールだ。日本酒の蔵元で作っているだけあって、発酵過程に相当な研究が重ねられていることが推測される。

梅錦ビール 5種6本セット UB_Craft6／ 愛媛県 地ビール 飲み比べセット

#beercritic キリン 秋味 いやぁ、秋だ、と感じるために飲むビール。温度は少し高めで飲むと良いです。

#beercritic Pizza Port セッションIPA 標準的なセッションIPAという感じ。取り立てて何かがすごい感じではない。美味いが。これならグランドキリンを選ぶ。

#beercritic Pizza Port IPA 同じ醸造所のIPA。度数は6.8%と少し高め。マイルドだが、深い苦味があってセッションIPAよりは評価できる。ポップと麦芽のバランスが良い。

#beercritic Lagunitas IPA 王冠の犬がかわいい。IPAだがむやみに苦い感じではない。Life is uncertain, don't sip! と書いてある。哲学だ。

#beercritic Umenishiki ピルスナー むー、アルトもアロマティックエールも美味かったがピルスナーも美味いとは。梅錦に死角なし。しっかりとした苦味が長い余韻のなかで楽しめる。真面目なビールだ。

#beercritic ベアレン クラシック ドルトムンダースタイルでコクがある。普通の大手のビールに近い感じだが、まろやかである。

#beercritic Umenishiki ボック なんと黒ビールも最高な梅錦。6種類の焙煎度の違う麦芽を使っているそうな。すごい重厚だがしつこくない。日本の黒ビールにはがっかりすることも多々あるが、これは美味い。 

#beercritic サントリー ザ・モルツ 元のモルツを覚えていないがこれは食中用のビールとしてかなり優秀。膳はサントリーだったっけ？ 和食用ビール、あれぐらい口当たりが良い。ぼんやり飲むならこれ、良いかも。

#beercritic La Cibeles Nature スペインのビール。モレッティみたいなタイプ。

#beercritic 田沢湖ビール ピルスナー 2014年に世界的なビールコンテストでベストに選ばれた、らしい。が、ごく普通のライトな味わいのビール。特に個性はない。

#beercritic 銀河高原ビール エクストラペールエール これも「そうでもない……」って感じの出来。悪くはないが、IPAになりかけの中途半端さがある。ホップを贅沢に使えば良いっていうものでもないだろう。

#beercritic Brewdog Punk IPA スコットランドのビール。期待してなかったが、これは良い。値段も手頃だし、爽やかな苦味が印象的だ。タップで飲んでみたい。Post Modern Classic と缶に書いてあるが、意味はよくわからない。アメリカのクラフトビールが世界的に広まってるんだな。

#beercritic 軽井沢高原ビール Wild Forest 軽い飲み口に爽やかな薫りが美味。

#beercritic 軽井沢高原ビール White Weat もはや味の記憶がないが美味かった。軽井沢高原ビールはコスパが良い。

#beercritic Flying Brewery Aviator Ale オーストリアのビールらしい。ヨーロッパでもこういうアメリカのマイクロブルワリーで作ってそうなビールを作ってるんだなぁ。味は軽めでかなり飲みやすいタイプ。グランドキリンのほうがよくできてます。

#beercritic ベアードブルーイング ライジングサン ペールエール 瓶内二次発酵するタイプとのこと。これは素直に美味い。旨み、苦味、薫りのバランスが優れていて、複雑な味がする。国産クラフトビールの最高ランクと言えよう。高めの温度で、ゆったりと飲みたい。