sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2024年4月4日、あるいは喪う

4時半まで寝る。起きたら大きなニュースが入っている。淡々と受け止めてしまっているが、やや落ち着かない。悲しい気持ちにはすぐにはならない。じわじわといろんなことを思い出すにつれて悲しくなっていく。寝る前に「起きたらウォーキングだ」と考えていたが、すっかり忘れてしまった。とりあえず、AI英会話をやる。大きなニュースについてAIに相談してみた。

4月からはじまった仕事を走らせるための準備を続けている。慣性がついてモノが走り出せば楽だが、走らせるまでが大変だし、本当に走るのだろうか、走らせることができるんだろうか、ついていけるんだろうか、と毎回不安になる。今回はしかも参入するチームのレヴェルがかつてないほど高いので余計に不安。勝つことが確定していない試合に久しぶりに取り組んでいる感じだ。

仕事をしているうちに大きなニュースの段取りについて取り決められた話がはいってくる。

時間があるときにウォーキングをいれるかと思ったが、結局忙しくて無理。人力ChatGPTになる。

数日ぶりに昔話を読み聞かせしてHを寝かせる。「旅人馬」という話がかなり奇妙。リトルピープル的なものがでてきた。

2024年4月3日、あるいは入れない

ティム・クック時間に起きる。新しい現場に入ってまだ気が張っているのか、夜中に何度も起きる。一本提案メールを送ってからジムへ。胸、腕、腹筋。終わって現場へ。早く着きすぎてビルに入れない。コンビニで朝食を買って外で食べる。ビルの周りを怪しくウロウロしたらシャッターが開き出して警備員さんから業者さんなどが入る入り口から入れてもらった。別に通用問もあるらしい。

昨日注文していたMac用の覗き見防止フィルターが届いていたので現場で装着。自分の2020 M1モデルにビタっとハマる。こういうのもAmazonにめちゃくちゃいっぱい売っているが、このMS factoryというメーカーのものは良い気がする。MBP用の保護カヴァーも同じメーカーでちょうど良かった。

ジムから直で現場にきた都合上、ワークアウト中に使ってるApple Watchをそのまま装着して仕事をしていたが通知がいちいち鳴りまくってイライラする。よくこんなものを前までずっとつけてたな、って感じ。

タクシーで移動中に広告で元局アナの女(かなり苦手な顔と喋り方)があれこれ喋っている。こういうのこそ、生成AIで良いだろ、と思う。

帰宅が20時ごろになる。今日も学童であった話を色々教えてくれる。とても楽しそうである。年上の友達ができていろんな遊びを教えてもらっているらしい。

2024年4月2日、あるいは忙

ティム・クック時間に起きる。英語をやって出勤。今日もレクチャーなど受けながら。めっちゃ忙しかった。

Hの入学祝いに買ったメザスタグッズが届く。届いた瞬間、テンションぶち上がりで嬉しそうだった。

昨日今日の学童での出来事をいろいろ教えてくれる。たった2日でより大人みたいになってきた感じ。

2024年4月1日、あるいは新しい現場

ティム・クック時間に起きる。朝ジムへ。背中、腹筋。デッド110kgに少し余裕が出てきた気がする。REPは変わらないが引き上げるのが少し楽。少しリズムを変えて明日からは1日おきにジムにいくこととしたい。

帰宅してAI英会話。基本的な語彙が全然出て来ない。

Hは今日から学童。小学校まで送ってから自分も新たな現場へ。良いスペックのマシンをもらえて嬉しい。いろいろ講話的なものを聞く。優れたmotivatorがリードを取っていて良い環境。場所は少し遠くなったが座って帰ることができる確率が高いので疲れは前よりもマシ。

寝る前にストレッチをしたら、たまたま堀田真由さまのInstagramライヴをちょっとだけ見れた。26歳の誕生日だったらしい。なんだかとても心がほぐれた。

Macを持ち歩くことが増えそうだったので、自宅デスクで使っているUSB-Cハブとは別なものを注文(デスク用のはイーサネットやSDカードのスロットもあるが、それらは省いた)。Amazonでこの手の商品を探すと同じような製品が大量に出てきてどれを買えば良いのやら……と思うのだが、メーカーをAnkerに決め打ちしても種類がいろいろある。過去製品も併売されているからだと思うのだが、ポートの数が同じでも給電できるW数に違いがあるような記載もあってややこしかった。

sekibang.hatenadiary.com

読了。

デレク・ベイリー 『インプロヴィゼーション: 即興演奏の彼方へ』

 

デレク・ベイリーが1974年にBBCのラジオ番組でおこなったインタヴューをもとにした本。インタヴュー対象者は、インドの伝統音楽の奏者、スパニッシュ・ギター、ロック・ギタリスト(スティーヴ・ハウ!)、古楽のオルガン奏者、現代音楽の作曲家、ジャズ・ミュージシャン、そしてベイリーと活動をともにした演奏家たち、と「即興」というキーワードで関連しながらも、まったく違った音楽ジャンルの人々が登場する。基本的には、歴史の本、あるいは比較音楽学的なものとして読むことができ、すべての音楽が即興としてはじまったであろうところから、エクリチュールによって固定化された西洋のクラシック音楽が生まれ、その18世紀から19世紀における進化、からの20世紀におけるエクリチュールからの脱却、再度の即興化、という流れを相対化して眺めることができるのは、本書の一つの主要なトピックだろう。面白い本か、っていうと、そこまで面白くない。ノンイディオマティックな即興演奏に関しての記述も残された録音からわかること以上のことがない気がする。

2024年3月31日、あるいは謎の価格

6時過ぎに起きる。早起きウォーキングできず。Hの朝ご飯を準備したのち歩きに出かける。犬の散歩をしながらゴミを拾っている人を見た。真似するべきかも。

昨日、車に給油をした際、近くのセルフスタンドが月末で閉まる、と張り紙がされていた。施設老朽化、とのこと。近場でまぁまぁ安いところだったのでちょっと不便になる。いまの家に住んで10年以上経つが、近くの大きな本屋が建物ごと消滅してセブンイレブンになったときに次ぐインパクト。

明日から4月。新年度。来年には40歳というわけでここ数年はあらたなディケイドへの準備、みたいな(無)意識をもってやってきたわけだけれど、思いがけず、40歳をネクストステージで迎えるような伏線が立ち上がっている。そのためにギアを少し上げる必要もある。果たして乗りこなせるのか。

午前中にHの机が届いたので組み立て。ネジは最後に強く締める、と説明書にあった。千葉雅也のnoteで読んだばかりだ。3時間ぐらいかかった。

COWBOY CARTER [Explicit]

COWBOY CARTER [Explicit]

  • Parkwood Entertainment/Columbia
Amazon

ビヨンセのカントリー新作を聴きながら作業。グラミー賞への当てつけなのか、と思っていたがtmymさんのInstagramビヨンセは出身がテキサスでもともとカウボーイ文化で育ってきたことを知る。ともあれ凄まじく文化的なアルバムである。また馬に乗ってるし。ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」を引用しつつもあるのだろう。言うほど「カントリー」って感じはなく、冒頭のシタールの音色からもプリンスのサウンドを想起しもする。

その後、エアコンの買い替えにいく。大きな買い物。2023年モデルで良いか、って思ったら、2024年モデルのほうが安くできる、って意味不明なこと言われ、なにも言ってないのに表示価格から6万引いてくれて電気屋の価格ってなんなの、って思う。終わってさらに二子玉川へ注文していた服の受け取り。3点取り寄せて2点はキャンセル。

「光る君へ」。いつのまにか何年も経っていた。最後の方でリヒャルト・シュトラウスのような曲が使われていた。

読了。前半のエンジニアへのインタヴューが面白く、後半のアーティストへのものはそこまで。坂本龍一への敬愛・尊敬が込められた言葉が多かったが、一方で、焼肉弁当やジャージ嫌いみたいな方面のものも掘り下げてほしい気もする。

2024年3月30日、あるいはずっと一緒に

ティム・クック時間、3時45分に起きる。昨日の夕方から頭痛がして、風邪か、と思うのだが熱はない。朝ジムへ。胸、腕。

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帰宅後にサボテン類を外に出す。の 大きくなったものは植え替え。

朝食後に「みいつけた!」のスイちゃん卒業スペシャルを観る。冒頭から泣けた。4代目スイちゃんは5年もやっていたらしい。Hとずっと成長してきたんだな、って思う。

Aが仕事に出かけたので、Hと買い物をしに行く。まだ買えてない上履きなど。瞬足の上履きがかっこいい。

 
 
 
 
 
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さらにドラえもん映画を観る。あんまり面白くなかった。

映画終わりにおやつのアイスを食べようとしたら隣に並んでる女の子が母親に「コレ、砂糖使ってると思うけど良いの?」と訊いていた。母親は「コレは花の蜜だから大丈夫」と言う。わー、と思う。世田谷〜、って感じの親子の会話。