sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2024年3月31日、あるいは謎の価格

6時過ぎに起きる。早起きウォーキングできず。Hの朝ご飯を準備したのち歩きに出かける。犬の散歩をしながらゴミを拾っている人を見た。真似するべきかも。

昨日、車に給油をした際、近くのセルフスタンドが月末で閉まる、と張り紙がされていた。施設老朽化、とのこと。近場でまぁまぁ安いところだったのでちょっと不便になる。いまの家に住んで10年以上経つが、近くの大きな本屋が建物ごと消滅してセブンイレブンになったときに次ぐインパクト。

明日から4月。新年度。来年には40歳というわけでここ数年はあらたなディケイドへの準備、みたいな(無)意識をもってやってきたわけだけれど、思いがけず、40歳をネクストステージで迎えるような伏線が立ち上がっている。そのためにギアを少し上げる必要もある。果たして乗りこなせるのか。

午前中にHの机が届いたので組み立て。ネジは最後に強く締める、と説明書にあった。千葉雅也のnoteで読んだばかりだ。3時間ぐらいかかった。

COWBOY CARTER [Explicit]

COWBOY CARTER [Explicit]

  • Parkwood Entertainment/Columbia
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ビヨンセのカントリー新作を聴きながら作業。グラミー賞への当てつけなのか、と思っていたがtmymさんのInstagramビヨンセは出身がテキサスでもともとカウボーイ文化で育ってきたことを知る。ともあれ凄まじく文化的なアルバムである。また馬に乗ってるし。ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」を引用しつつもあるのだろう。言うほど「カントリー」って感じはなく、冒頭のシタールの音色からもプリンスのサウンドを想起しもする。

その後、エアコンの買い替えにいく。大きな買い物。2023年モデルで良いか、って思ったら、2024年モデルのほうが安くできる、って意味不明なこと言われ、なにも言ってないのに表示価格から6万引いてくれて電気屋の価格ってなんなの、って思う。終わってさらに二子玉川へ注文していた服の受け取り。3点取り寄せて2点はキャンセル。

「光る君へ」。いつのまにか何年も経っていた。最後の方でリヒャルト・シュトラウスのような曲が使われていた。

読了。前半のエンジニアへのインタヴューが面白く、後半のアーティストへのものはそこまで。坂本龍一への敬愛・尊敬が込められた言葉が多かったが、一方で、焼肉弁当やジャージ嫌いみたいな方面のものも掘り下げてほしい気もする。