sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2021年8月4日、あるいは夢の音楽

6時に起きる。

夢で菊地成孔の新しいバンド(菊池成孔TRIO。非実在)を見にいっていた。メンバーは菊地成孔菊地雅晃大友良英、という組み合わせで、この時点でわりと変則的なのだが、さらには菊池成孔大友良英がヴォーカルを取るという。ベースとヴォーカル2人というかなり渋い編成かと思いきや、ゲストが3人いて(そのうちのひとりがサックスの鈴木広志)、普通のクインテットにヴォーカル2人ということになっていた。やけにディテールに富んだ夢で、ライヴの最中にポリリズムのワークショップめいたものもはじまっていてすごかった。菊地成孔さんとはまったく面識がないが、夢のなかでは昔から交流があったようにライヴ前に会話していておかしい。なんかモダン・ジャズにおけるヴォーカルを歴史的にやりなおすようなことをもっともらしく語っていたのだが、残念ながらなぜ、菊地 × 大友によるヴォーカルなのかの詳細な説明は忘れてしまった。「なるほど!」と話を聞いて腑に落ちたのだが。

筋トレ、腹筋のみ。11REPで全部やる。

ヨーグルトメーカーが久しぶりに失敗。新しいR-1を使ったのになぜ……。ゆるいヨーグルトドリンクみたいになった。

 Twitter中原昌也が言及していた日本のロック・バンド。名前はなんか知ってたが、70年代初頭にこれはたしかにスゴい。

昼前に17km弱。

 サム・ゲンデルは一体今年、何枚リリースしているんだ。なんか録音したものを片っ端から出しまくっている感じがある。もっと精度が高い、商品的なものを聴きたい気持ちになる。

こないだ急に小説が書けるようになったのだが、昨日の夜から「これ、書いてみようかな」というものを思いついた。もう少し材料が自分のなかに溜まってくると、行けそうな気がしてくるハズだ。別にそんな急いで書くものでもないのでじっくりやっていく。他人が知らないだろうことを書けば、読まれるテクストになっていく、ような気がする。こないだ書いた小説も、そんなことを考えながら書いた気がする。別に伝えたいこともなにもないのだが、書けることがある感じ。

夕方、仕事を切り上げて、コーヒー豆などを買いに。汗だくになったので帰って風呂。糖質ゼロビール。

夕食とともにすだち泡盛ソーダハイボール

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Hが帰りにセミの幼虫を見つけた、というのを夕食後見に行く。脱皮していた。

ストレッチ。

 読みはじめる。ラカン初心者のベテランの域に達している俺であるが、これはラカンの伝記的記述から理論形成を追っていて、いきなり理論にいかないから読みやすさはあると思う。最初の方はラカンそのものよりもラカンの周辺から入っていく感じ。ただ、やはりある程度の前提知識が必要なのだろう。