sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2021年12月13日、あるいはAmerican Clave

6時前に起きる。筋トレ、背中、上腕三頭筋

mstk.theletter.jp

メルマガ配信。

Nightly Newsを見て仕事。12月10日分。トップニュースはアメリカのインフレについて。歴史的なインフレになっている、とのことでホリデー・シーズンのヴァカンスもギフトも諦めたという人がでてきた。飛行機のなかで暴れていた男をAir Marshalというハイジャック対策の訓練を受けている専門の人が取り押さえた、という話も面白い。今年すでに5000件を超える人が飛行機のなかで指示に従わなかったみたいな話で逮捕されていて、その重要性が日々高まっているということらしい。日本だと鉄道のなかにそういう専門のスタッフが配置されるべき感じになってきている。この日は、先週面白かった熱帯雨林の破壊に関する特集も。ファッション界と熱帯雨林。viscoseという素材を作るのに木材が必要で、その生産のために熱帯雨林が破壊され、その材料となる木のプランテーションに置き換わり、生物多様性が失われているのだという。viscoseは、石油由来じゃないから持続可能性のある素材だ、と謳われているのだが、めちゃわかりやすいグリーンウォッシュだ。

さらに12月11日分。巨大竜巻がトップニュース。日本では地震があるが、竜巻の被害現場の荒廃はそれ以上のものがあるように思った。あたかも陸上で津波がおこったかのような。これもまたアメリカ的な現象な気がする。猛烈さ。日本の地面がつねに揺れ動く可能性を背負っているとするならば、アメリカの中部のひとびとは猛烈な竜巻に巻き込まれるリスクとともに生きている。この日は竜巻のニュースで半分ぐらい尺を使っていたが、そのあとにオミクロン株の話。オミクロン株の感染者(ワクチンのブースター接種済みの人)がひとりヴィデオ・インタヴューに応えていて、背景に日本のコミック(『ベルセルク』など)が大量に並んでいた。オタク。

amzn.to

長いこと欲しいな〜、と思っていたテオ・マセロのコンピレーション(American Claveからでていたやつ)をようやく中古盤で手に入れた。名著『ミュージック・マガジン増刊 めかくしプレイ』大友良英のインタビューのなかででてきたもの。キップ・ハンラハン編集。謎のジャズ・ロックみたいな音源も入っていてかなり面白い。アコーディオンがはいってたり。独特だ。2枚組なのだが、2枚目がすごい。現代音楽とジャズって感じで、バーンスタインの《シンフォニック・ダンス》のフーガの部分をよりややこしくしたみたいな楽曲がある。ジャズのフレーズを使った高度な対位法によるコンポジション……ジャンルは違うが、ピアソラじゃん、って思う。こういうものを聴いていると「あれ、俺結構ジャズ好きな人っぽいな」と思う。

6km走る。肩が痛むのでゆっくり。

なぜかAmerican Clave熱が高まってきてキップ・ハンラハンの旧譜を買う(これは配信でも買ってた。いまはサブスクでも聴けるのだが……)。

Yo!

Yo!

Amazon

ほかにもいろいろ持ってなかったものを注文。キップ・ハンラハンがらみをちょっと聴き直していきたい気分。

 
 
 
 
 
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Hが帰宅したので昨日買ったレコードを聴いたり。『海底軍艦』の曲がほぼゴジラ

糖質ゼロビール。泡盛ソーダ。締めにいも焼酎ソーダ

ストレッチ。風呂。

 
 
 
 
 
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「メロ夜」を聴きながらプラモ製作をやる。