sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2024年4月28日、あるいは解釈なき映画

4時半に起きる。

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起きてすぐに蓮實重彦とKさんの「悪は存在しない」評を読む。蓮實重彦の評は、とくに何も言っていないに等しいのだが(ほんとに映画のなかで起こったことをいくつか書き起こして、すごい、と褒めそやしてるだけな感じだ)、Kさんの評には「そういう〈解釈〉もあるのか」と思う。たとえば冒頭の長回しが、だれの視点なのか、あるいは、ラストの主人公の行動の結果について。たしかにそのような解釈もあり得るし、ラストの行動については、そのように受け取るのが自然だ、とも思う。いや、解釈や意味付けがあり得るか、どうかを考えるよりも、むしろ、ここでは、そうした解釈、意味付けを行わなくとも、映画が成立してしまっていることに驚くべきなのかもしれない。主人公自身が「手負いの鹿」であった、という意味付けも思い浮かびもするのだが、すると映画を観ながら感じていた「これは「北の国から」みたいな話なのか?」という疑念が蘇ってくる。

朝ジムへ。背中、腹筋。

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帰宅後にオーダーシャツの件を記事にする。

 
 
 
 
 
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AとHが出かけたので「悪は存在しない」のパンフレットについてきた7インチを聴く。

 
 
 
 
 
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さらにカウリスマキを一本消化。

お昼はHとふたりでなか卯

帰宅後、気絶。起きて仮面ライダーアマゾンの録画を観る。ハチ獣人の回。誘拐された子供達がハチ獣人に改造されてるし、いつのまにかアマゾンの日本語が流暢になっていた。

夕方に公園でキャッチボール。かなり投げるのが上手になっていた。

夜は「光る君へ」。8時にテレビの前で待っていたら選挙速報になっていた。自民党の敗退、立憲民主党の勝利。しかしまったく希望が持てない。ドラマの方は井浦新の演技に力がこもっていた。