sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

日記

11時頃に起床して洗濯物を干し、見てなかったガンダムの録画などを消化する。

上海で見聞きしたものを思い出している。いくつか書き留めておこう。

  1. 現在中国の開発拠点で大きめなプロジェクトが動いているところ。割と重要な期間に中国の正月がはじまるのでその期間も仕事してもらえないか、という調整をしていたりする。「中国のスケジュールに日本のスケジュールもあわせたら良いんでは。旧正月に日本もあわせたら、日本人も安い時期に海外旅行にいけるから良いでしょ」などと冗談めいた提案をすると中国の方から「いや、それにあわせたら海外の旅行地が中国人だらけになって大変ですよ」と言われた。
  2. 上海のカラオケにて。「知ってる中国語はある?」と女の子が聞くので「シェイシェイ、ニーハオ、ジャッキー・チェン」というと大いにウケる。ものすごい美脚の女の子で、それを褒めて「中国だと大きな胸とキレイな脚、どっちがモテるの?」と訊ねたら「胸派も脚派もいるけど、大抵の中国人の男は、美脚で巨乳が好き。そんなのありえないのに!」と言っていた。
  3. カラオケの女の子は、東京と大阪と箱根に行ったことがあるらしい。「日本は街がキレイだからスゴい」と言うので「上海もキレイじゃん。東京と変わらないよ」と答えたら「いや、日本は田舎に行ってもキレイだから。中国とは全然違う」と言う。それは一理ある。わたしが見たのは杭州と上海だけだけれど、やはり全然違う。どちらも割とキレイなレベルの街だったと思うけれど、新幹線の車窓から見える風景には、寒村めいたものもあった。地域によって全然雰囲気が違うのが、外国人からすると面白いんだけれど、中国人にとっては日本の均質さが驚きなのだろう。
  4. 二日間の晩餐では、白酒(バイジュウ)という強い酒を小さなグラスで一気飲みする中国式の乾杯を幾度となく繰り返した。初日は53度、二日目は48度、焼酎の原酒みたいなものだろうと思う。味が濃い中国料理を食べた後に、クイッと飲むと、口の中が洗われるようで素晴らしく美味い。あと初日は紹興酒もでてきた。「日本では砂糖を入れて飲むんですよ」と言うと「変ですね!」と言われた。紹興酒はあたためて、香り付けに梅干しか生姜を入れて飲むのが正式らしい。
  5. 中国の偉い人が「中国人はなんでも食べます」と言っていたけれど、なんでも美味しく料理する技術はすごいな、と思った。臭みのありそうな謎の川魚も、ソースをあわせて上品に仕上げてしまう。また、酒にあうのだな、それが。和食よりもずっと豊かでヴァリエーションを感じる。あと鳩だったか、鴨だったかの足を、可愛らしい歴女の女の子ががっついているのを見て「勇ましくて素敵だなあ」と思った。
  6. 上海で今一番高いビル(もうすぐもっと高いビルが完成する)は森ビルで、そのなかは完全に日本式のトイレ(ウォシュレットもついている)が完備されていた。風呂に入るだけだったが、上海で泊まったオークラ系列のホテルもウォシュレット付きである。海外に行って、一番困るのがウォシュレットがないことだったりするので、日系企業には頑張って欲しい。