ホリエモンの本を読むのは初めて。まったく普段はフォローしていないのだが、今年の年始から飛ばしているのを目にして「面白いな」と思ってしまった。逆鱗のスイッチの場所と、そのスイッチがはいったときの熱量のコントラストが良すぎる。
著者による有名な賛否両論を呼び起こしたトピック、「寿司屋の修行はムダ」みたいな話が多数収録されているのだが、結構面白く読んでしまった。要約すると、
- バカは相手にしなくていい
- 悩んでるあいだにトライ&エラーでも行動したほうがいい
- ひとつのことでナンバーワン(100点)をとるんじゃなくて、複数のそこそこ(80点)を集めて、組み合わせると100点を越えられる
- 人生に目的とか意味とかない、楽しんだもの勝ち
みたいなことになる。これらによって想起させられるのは千葉雅也の議論だったりして(『多動力』というタイトルは、『動きすぎてはいけない』とまったく正反対なんだけども。なんか両者のフォルムというかシルエットも似てる気がしてきた)。