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文化的消費活動の日記

2021年5月19日、あるいは「宇宙に広がる発酵」

 起床

6時。痒い。寝てるときに痒いというのは副交感神経が関係しているのだろうか。かなり広範囲に発疹が広がっており、虫刺されじゃない気がする。

筋トレ、肩、上腕三頭筋、腹筋。


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電気グルーヴトークを聴きながら仕事。

打ち合わせを終えてHのマイナンバーカードを受け取りにいく。必要書類がめちゃくちゃ多くて難儀した。ちょっとそれなんのための書類なんですか、という受け取り用の写真付き書類も必要。難易度高すぎ。この事務を考えた人は死後厳しく裁きにあう。例えば本人確認書類も2種類必要だったり(数が多ければ真正性が高まるんですか? 全部いっぺんに盗まれたりもするよね?)結局クリティカルなものが残るんだったら事務簡素化したほうがよくねえ? いろいろ思うところがありながらも無事受け取り完了。

夕食とともに糖質ゼロビール。食後に泡盛ソーダを飲む。さらに麦焼酎

ストレッチ後、風呂。

『哲学の歴史』6巻のメモ 

 引き続き、ディドロダランベールの章。後半のディドロの自然哲学の部分に入っていく。無神論唯物論への展開のなかで世界の秩序を「自然がみずからに内属する力によって運動し、変成していゆく」(P. 512)ことを説明しようとする際、ディドロは物質には、「外に現れた場所的移動としての運動のほかに、それの原動力となっている内的な力」(P. 513)を想定した。外部から与えられる影響力ではなく、内的な、自発的な力の想定。この典型としてドルバックのアイデアを借用しながら発酵の力を取り上げる。「宇宙に広がる発酵」(同)。これはかなり今日的なアイデアな気もする。

陶磁器の本へ。実家近くの中世の窯跡に関する記述から興味を持っていろいろ調べていた。

あまりにローカルすぎる話で、自分の親戚ぐらいにしか伝わらないが面白かったので日記にも記録しておく。ひさしぶりにインターネットの素晴らしさを味わった気がする。