sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2022年11月12日、あるいはレモン

4時半に起きる。『英語のハノン 初級』を30分やる。最初の英音法を半分ぐらい。普通に短い言葉でも、聞き取れるが自分で言おうとするとつっかえる、みたいな箇所が何個かあり、繰り返ししつこく練習した。こういう楽器の基礎練習のような行為はひさしぶり。嫌いじゃないし、その基礎練習の感じを思い出していたら、長らくケースすら開けていない楽器を構える姿勢の感覚が蘇ってきた。

6時過ぎにHが起きてくる。早い。

朝食後「エルピス」の録画。ドラマ的な展開が加速するが、節々に挟まれる「セリフ的な」セリフに鼻白みもする。たとえば喫茶店の店員が語る「遺族」という言葉、あの流れでそのようなフォーマルな言葉はでてこないだろう。

 
 
 
 
 
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ベランダに出てレモンをいじる。弱っていそうなサボテンの胴切りなども(時期的に最悪だが……)実施。

mstk.theletter.jp

HがAと買い物にでかけたのでメルマガを書く。その後、自転車に乗ってコーヒーを買いに行く。醗酵時にワイン酵母パッションフルーツを使っているものを試飲する。フレーヴァー・ティーのようなすごい薫りがした。

Hがオセロを買ってきたので一局対戦。夕方、朝に採ったレモンではちみつレモンを漬けてみる。

f:id:Geheimagent:20221112173647j:image

夕飯後、オセロをしているAとHを見ていたら、高校の同級生でベースを弾いていたSくんのことを思い出した。一時期ケータイ(PHSだったかも)のオセロゲームが部活のなかで流行っていて、ある日、執拗にオセロしよ、と誘ってきたことがあった。なんか別なことをやっていてその誘いに乗らなかったのだが、Sくんは俺がすぐ隣にいるのにメールで「オセロしよ」と送ってくる奇襲までかけてきて、その執拗さに大笑いした。部活の同級生の半分くらいが浪人生を選択するなか、Sくんと俺は現役で上京し、大学一年ぐらいのときはよく連絡をとっていたと思う。でも、メンタルの問題とかで誰も連絡が取れなくなってしまった。今でもどうしているか気になる同級生のひとり。東洋大の哲学科に進学していたはずだ。会って話がしたいなぁ。

Hが今日買ってきた絵本を眺める。ためになる。