4時に起きる。朝風呂のため。Hに邪魔されず、ゆっくりサウナに入るぞ、と思ってベッドを出るもスパがやってない、という誤算。不貞寝をして、再度6時にスパへ。風呂で小学校高学年ぐらいの男子と父親の会話。父「サウナ入ってこようかな」。息子「誕生日なんでしょ？ 好きなことしなよ」。お父さん、サウナで汗だけじゃなく涙で濡れちゃいそうだよ。
朝食後、USJへ。高校の修学旅行以来。序盤に乗ったスパイダーマン（スタン・リーもでてた）で軽く酔ってツラい。それにしてもUSJはシニアを優先的に採用してるのだろうか。ほかのアミューズメント施設を知らないので比較しているわけではないが、高齢のスタッフがたくさん目に入る。これが関西の人口動態を反映したものだとしたら興味深い。
15時過ぎには体力が限界になるが時間指定の乗り物のために夜まで滞在する必要がある。エナジードリンクが飲みたくなるが園内にはない。ユンケルほどの値段がしても飲みたくなるだろう。室内の幼児が遊ぶスペースで休憩したのち、ミニオンの乗り物にのって再び気持ち悪くなる。
昼に一度ニンテンドーエリアで遊んだ後、日没後に再度ニンテンドーエリアへ。ひとしきりアトラクションに乗った後、ベンチで座っていると中国人のシニア夫婦が目の前に座った。あまり高所得な感じのない（夫の方は奥歯の数が揃っていないのが見える。どちらもよくわからないブランドのロゴが入った洋服を着ていた）。後からその娘と孫らしき人たちが見えたので、日本に住んでいる娘から旅行に誘われたのか、なんなのか、と察することができたが、暗くなったニンテンドーエリアのなかでビカビカと輝くニンテンドーキャラクターたちに飾られたニンテンドー世界に佇むその夫婦の、環境に圧倒されたかのような、魂が半分抜けかけたような表情がまるで韓国か台湾の優れた映画を観るかのようで印象的だった。
閉園ギリギリまで遊んで脱出。夕食がちゃんと食べられなかったのでホテルの近くのコンビニで適当なものを買って食べた。1日で15.7kmも歩いていた。おそらく麻薬のようなものがでめいたのだと思うが一度もHが疲れたとか、抱っことか言わなかったのが偉かった。
ホテルとコンビニまでの道すがら「こんなところにインドカレーの店があるのか（このタイミングでカレーもありかも）」と思って近づいたらただの駐車場だった看板。この色合いは確実にインド関連だろう！
