sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2024年4月19日、あるいは振り回されている

4時過ぎに起きた。AI英語をこなす。こないだ届いたスーツを着て出勤してみる。 TRABALDO TOGNAというイタリアのメーカーが出してるEstratoなる、ウール100%だが、ストレッチ性も持たせてる、みたいな生地で作ってたのだが、スルリとした肌触りが良い。生地の柔らかさと、程よい光沢も気に入った。パンツはワンタックで作ったのだが(裾はダブルの4.5cm)採寸してくれたシニアな店員さんに言われていた「おとなっぽい(おじさんぽい、の婉曲表現)」感じが今の気分、だし、タックをいれると太もも部分がかなり楽なんだな、と実感する。今回オーダースーツを試してみて、タックのような装飾だと思っていたものの機能を理解した気がする。

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宇多田ヒカルの最新ベスト盤を聴きながら移動。さまざまな時代の、さまざまなサウンドが並列に違和感なく並ぶそのミックスの仕事ぶりに感銘を受けながら、やはりここまで宇多田ヒカルが「刺さる」のは、根源的な歌謡曲性があるから、のように思う。丸谷才一後鳥羽院を評したときの言葉をあえて持ち出せば「小唄ぶり」。

いまはなんの因果か、昔働いてた会社の支社の近くに出勤している。すれ違いざま、大きな声で同僚らしき人に気持ちよく挨拶している人たちがいて、この人たちはきっとあの会社の人なんだろう、と推察する。黙々と仕事。忙しいがまぁまぁ楽しくなってくる。ただ、仕事が普通に終わらない。そして仕事について快諾後、連絡が取れない、という意味不明な状態の案件があり、その宙ぶらりん状態でストレス。