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文化的消費活動の日記

歩行記念日、30代のプロフェッショナル

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生後11ヶ月を経過。脚力の発達が著しく、自分の背丈よりも高いところにあるものをつかまり立ちで取ろうとして、ものすごいつま先立ちになっている。まるで月面を歩く男のような姿勢、あるいは忍び足で歩くアニメーションのネコのよう。

今にも歩きだしそうだな、と思っていたら、さっき何気なしに一人で直立している(本当に、赤ん坊というか、人間のようにしっかりと立っている)息子の眼の前に、息子が大好きなテレビリモコンを見せて遊んでいると、息子が手を伸ばしながら、トッ、トッ、と2歩歩いて、立ち止まり、再び、デッ、デッ、と2歩歩いて尻もちをついた。「おお、歩いたゾ!」と歓喜

保育園ですでに歩いたという報告は受けていたのだが、親の前で、しっかりと歩いた日を記念日としておきたい。歩行記念日である。

ところで、息子が保育園に通いだした4月以降、まるでマンスリーのバッチ処理のようなペースで風邪を引いている。タチが悪いことに家族全員で体調を悪くしている。わたしは5月にひいた風邪がひどく、そこからぜんそくのような症状が出はじめていて、一週間以上お酒を飲めないでいたりもした。治りきらないうちに次の風邪を引くようで、なかなかしんどい。

しんどい、といえば、月曜日の朝もなかなかのものだ。土日、体力がついてきた息子の相手をしていると、本来であれば土日に英気を蓄えて、さあ、月曜日だ、一週間頑張るゾ、みたいな感じでいきたいマンデー・モーニングを腰痛・筋肉痛を伴ったブルー・マンデーとして迎えることになる。

いずれのしんどさも加齢を感じさせる。息子の体力についていけないのも、風邪の治りが悪いのも。

20代だったら多少の無理が効いたけれど、30代も半ばとなれば、もう無理できない、というか無理したあとのしんどさを回避したい、という気持ちが働く。無理しないで、常に同じパフォーマンスを維持できるように安定的な生活を送れるか、とか考えてしまう。これは一種のプロ意識、言うなれば「30代のプロフェッショナル意識」の芽生えであろう。

 それで休肝日をもっと増やしていこうと思って、ノンアルビールを飲んだりしている。幸いなことに「麦のくつろぎ」が普通に美味しくて、今日も無事ノンアルで一日を締めくくれそう。ベルギーの白ビールのような華やかな香りがとても好ましい。