sekibang 3.0

Nouvelle茶人、あるいは勉強家によるブログ

2021年3月3日、あるいは『すばらしき世界』

 起床

6時半ごろ。昨晩、珍しく入眠にやや時間がかかっていたせいかめちゃくちゃ眠い。ランニングを原因とする筋肉痛も強め。筋トレ。腹筋のみ。

幼稚園へHを送っていく。最近は幼稚園のエントランスまでいくことなく、門のところで見送るのが常態化している。

西川美和 『すばらしき世界』

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by mstk (@mk_sekibang)

西川美和の新作を観る。しみじみと良い映画。単純な良い話にしない、含みや濁りをもった話にしているのが西川美和らしい。現実の複雑さを削ぎおとさない。清濁がまざりあい、ハレとケが棲み分けられていない世界へと、傷をもった男性が生き馴染んでいく様子を描いているのだが、深刻なドラマへと単純に落とし込まず、悲喜劇のように仕上げている。
「シャブ打ってるみたいや〜」と喜び走り、脚立を武器に暴力を振るう役所広司アウトローな姿には『孤狼の血』における刑事役も速やかに思い出されるのだが、あの過剰さは今回はない。殺人で服役していたが実はものすごい善人、みたいな物語的に都合よく脚色されたキャラクター性もなく(むしろ、根は良い人っぽいのだが、普通にヤバい人である)、ひとりの生きづらさを抱える男性として佇んでいる。それを素朴にやってしまうと、是枝調のおだやかな平板さでややダルめになるのだろうが、良いテンポで126分という尺がまったく気にならなかった。劇場をでて時計を見たときに、エッ、意外に時間経ってるな、と驚いたほどだ。キムラ緑子が、急にセクシーになる瞬間。あの流れている時間が急に密度を増す演出を、本作のベストシーンにあげたい。

緊急事態宣言のためレイトショーがないので映画を観るなら昼間になる、ってのが難儀。昼食を食べて、原作本を買って渋谷へ移動。

身分帳 (講談社文庫)

身分帳 (講談社文庫)

  • 作者:佐木 隆三
  • 発売日: 2020/07/15
  • メディア: 文庫
 

予約していたレコードを受け取る。普通に送料払って送ってもらえば良かった、と思いつつ店に向かうと、なんかのアイドルと発売日が被ってたらしく、長蛇の列。げんなりしてたが、ベテランっぽい店員さんに声をかけたら商品を先に出してもらって事なきを得た。タワレコの渋谷店は行くたびに悲しい気持ちになるが、今日はプラスの気持ちで店を出られた。

帰宅してまた資料作成。

帰宅してきたHがひなあられのことを「ひなま」と呼んでいたのが面白かった。それだと、ひな祭りも「ひなま・つり」になってしまう。

夕食とともにスパークリングを開ける。フレシネ。食後にヱビス

ストレッチ後、Hとブロックで一緒に遊ぶ。

 Kiwi Jr. / Cooler Returns

Cooler Returns

Cooler Returns

  • アーティスト:Kiwi Jr.
  • 発売日: 2021/01/22
  • メディア: CD
 

 カナダのロック・バンドらしい。ひさしぶりにこういうロック然としたものを聴いたなぁ。悪くない。自転車乗りながら聴きたい気持ち。

日本史の勉強は江戸時代を通過。『LAフード・ダイアリー』も少し読んで寝る。面白いので本当は一気に読んでしまいたい。