sekibang 3.0

文化的消費活動の日記

2022年1月29日、あるいはターン

7時過ぎに起きる。昨晩も寝つきがあまり良くない。「ウィークエンドサンシャイン」。エルヴィス・コステロの新譜が紹介されてた。「世界の快適音楽セレクション」。筋トレ、背筋、上腕三頭筋ベートーヴェンの《悲愴》の第3楽章が流れていて、これは初めて聴くけど、コレはグールドっぽいなぁ、と思ったらやはりグールドの演奏だった。

AとHが歯医者にでかけていった。Nightly News(1月27日分)。アメリカでは来年12,000人の航空機パイロット不足が見込まれているといい、その問題解決のためにユナイテッド航空は独自にパイロット養成学校を開講したというニュースが面白かった(ニュースのなかでは元白バイ警官が飛行訓練に取り込んでいる映像が流れていた)。

買い物に行きお弁当などを調達。その後酒屋で買い物。

気絶。

起きてレコードを聴きながらHと遊ぶ。紙芝居を読んだら喉が痛くなる。その後、公園。Hのターン練習をする。

泡盛ソーダwithレモン。そして日本酒。

 
 
 
 
 
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I became to want to watch some movie tonight too, so I was checking Prime Video's catalogue, and then I noticed to be able to see  several Luis Buñuel's old works. And I had started to view L'Âge d'or, this is Buñuel's second film, but as soon as I watched it, I strongly felt sleepy. Eventually I gave up watching it.

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Tortoiseとかに参加していたギタリストのソロ作(tdさんのブログにて知る)。ループや多重録音を使った宅録音楽って感じなのだが、それにしてもいまどきこのプライベートな感じも珍しい。DTM環境の発達によって宅録でも宅録じゃなく聴こえさせることが可能になっている今、ギター・アンプの前に立てたマイク(いや、機材にそのままラインにつないでるだけかもしれない)で録ってるだけです、みたいな質感。その粗くもある質感が親密さを演出しているようだ。

買ってあった『童夢』にも手を付ける。旧単行本発売時に書き下ろされた文章も収録されていて、これは初めて読んだのだが「目に見えない力をどう表現するか」の検討結果として、壁やガラス、ブランコの柱の破壊という間接的な表現が生まれた、とある。この検討は荒木飛呂彦がスタンドの表現を編み出した時のものと同じだ(アプローチは真逆だが)。

今朝の『ウィークエンドサンシャイン』でめちゃくちゃ大滝詠一みたいなのが流れてて「なんだ、最近の人でこんな大滝詠一みたいな人がいるのか!?」と思ってよく聴いたら普通に「Be My Baby」で、フィル・スペクターの関連作品では一番ぐらいに有名なやつだった、ということがあったのだが、夜になってあらためて「Be My Babe」を聴いてたら、ハル・ブレインのドラムってすげえなぁ……というあらためての気付きがあり、色々聴いていたのだった。そんななかで、『Pet Sounds』の50周年記念リマスター(2016年)音の良さにも気づく。とくにステレオ・ミックスの音のキラキラ感、これがすごい。今まで聴き逃していたがちょっと感動してしまった。